3,500枚のCDを捨てた話 他


<ニュース>
プレミアムソフト、SFC向けアクション「魔獣王」が“再販”決定! - GAME Watch
 そういえば発売が延期していたね。5月24日になった模様。

(SFC/SFC互換機用) 魔獣王

Switchファミコン対応に「親を説得する材料」 そのワケは? | ニコニコニュース
 僕らゲーマーは「またファミコンか」って思うけども、一般人から見たら、まだまだ懐かしアイテムとして訴求力あるのかもしれん。

Devolverから新作SNESゲーム『Fork Parker’s Crunch Out』発売、自社の役員を徹底的にイジるゲーム開発ゲー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
 >今作の売上の全額は「Take This」と呼ばれる非営利団体に寄付され、精神障害や精神病予防にまつわる教育、悪影響の防止を広く伝える活動に繋がるとのこと。

ゲームソフトの中で使用されずに眠っている音楽や画像など大量の没データをまとめた「The Cutting Room Floor」

<ハック>
著作権侵害で訴えられたファンメイドの『スーパーマリオ64オンライン』が懲りずに復活どころかソニックも参戦!?(英文)
 やりたい放題かよ。

<コラム>
【田中圭一連載:どこでもいっしょ編】毎日会話するキャラだからこそ「100%かわいい」ではダメ。南治一徳が辿り着いたキーワード“ブスかわいい”が愛され続けるトロを生み出した
 まったく通って来なかった道だが、この時代の、プレステの、何か新しいことやってやるぜ感が伝わってくるよいコラムでした。

<コレクター>
3,500枚のCDを捨てた話 - デスモスチルスの白昼夢

 またコレクターの廃棄案件かと思ったら、ちゃんと売却・譲渡してた。3500枚のCDを捨てたコレクターなどいなくて良かった良かった。しかし、前回の引退するレトロゲームコレクターの件もそうだけど、今回もキーワードは「便利」だと思うんだよな。ただし、このひとの場合はむしろもっと早くデジタルへ以降してても良かったんじゃないかなって思った。なぜなら次の言葉だ……

 あくまで所有にこだわるというのなら、アナログレコードの方がまだ良いように思います。あれだけ大きなものは所有してる感も強いですし、あんなに扱いづらくて聴き辛くて保管に気を使うものを耐え忍んで聴くだなんて、愛情以外の何物でもありません。

 たぶんわかるひとはわかると思うが、レコードとCDって音質がぜんぜん違うのだ。それなのに「愛情」の一言で片づけてるってことは、このひとは音にはこだわってなくて量を聴ければそれでいいというスタイルなのかなと思った。だったらデジタルのほうが絶対いいよ。どっちが悪いとか良いじゃなくて、そのひとに合ったスタイルで楽しむのが一番って話。

 ミックステープ作りは大好きでしたが、今のプレイリスト作りと比べると面倒くささが半端ではありません。テープの再生時間が決まっているので、まずは紙に曲目と分数を書き出して入念に計画を練るところから始まります。(中略) 曲間にもこだわり、0.数秒刻みで一番カッコよく繋げることに命を燃やしていました。
 こうして丹精込めて自作したミックステープのラベル作成には「レタリングシート」という、指やペンでこすると文字を転写できるシートを使っていました。(中略)基本的にやり直ししにくいものなので、一文字一文字を間違えないよう、スペルミスしないよう、斜めにならないよう、細心の注意を払って1時間くらいかけてラベルを作っていました。もちろんミックステープをBGMで聴きながら。

 それにしても、むちゃくちゃ楽しんでましたやん。ラベルつくりに1時間かけるなんて最高に贅沢な時間の使い方だよね。有意義だったかどうかは自分が決めればいいことだし。

 音楽が好きなのに特にバンド活動もしてない私にとっては、持っているCDの所有枚数だけが、音楽への熱量を証明できるバロメーターでした。

 そういう時期あるよね。所有数=熱量じゃないなんてことはわかってるんだけど、情熱を傾けた結果として、なぜかいっぱい持ってるなんてことはある。レトロゲームコレクターの中にも同じソフトを何個も持ってるひとをたまに見かけるけど、別にそれが情熱のバロメーターなんて思ってるひとはいないんじゃないかな。気付いたらいっぱい持ってた。それが正解(笑)



<ゲーム業界>
バンダイナムコ、過去最高の業績の裏で 姿を消した「妖怪ウォッチ」 - ITmedia ビジネスオンライン
 うちでは、いまだに子どもがアニメ見てるが、2年くらい前からネタ切れ感ハンパなかったもんなあ。

人気ゲームソフト「初音ミク-Project DIVA-」「フォトカノ」などを開発していたディンゴなど2社が破産開始(帝国データバンク)

<コラム>
第26号『昔のゲームのほうが面白かった』という人達へ|松山 洋|note
 昔のゲームのほうが想像力の余地があるという言説は大昔からさんざん耳にするが、一番最初に言ったひとは誰だろう。元ネタが知りたい。僕は知ってるのは「90年代に伊集院光がラジオで言ってた」というあいまいな情報のみ。



orotima-ku1.png去年Yahoo!ポイントで買ったパソコンのChomeが突然、立ち上げて3秒で落ちるようになりインターネットができなくなってしまった。そしてなぜかIEも無反応。詰んだ……(別PCより) 

効き過ぎると引退!? レトロゲームコレクターにとって「便利」は劇薬か。


 弊ブログでも先日、お伝えした35年間集めた膨大な数のゲームコレクションを処分する男性の話。ゲームレガシーさんが詳しく翻訳してくれました。

ゲームレガシー : モノより時間~引退を決めたレトロゲームのコレクターがその心境を語る コレクションは5月31日に公開オークションで一括放出(ただし要現地集合)
 モノよりも時間。

 おいおい、それをコレクターが言ったらおしまいだよ。
 ああ、そうか。だから引退するのか……

 今回の主役はニュージャージー州に住むBill Loguidice氏。彼のレトロゲームコレクションはPCゲームからコンシューマから多岐にわたっており、レトロのみならず最新ゲームまで手広くカバー。その物量はハードが500点、ソフトが3000点。なんだかハードの数に対してソフトが少ない気がするが、おそらく厳選してるんだろう。っていうかハード500種類ってすごいなっ!(笑)

 ↓こちらから画像を見ることができるぞ。

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 リンク:auctionzip.com


 そんな彼、10年前からはライター業も始め、複数の関連書籍も出版しているという。だったら、なおさら、なぜ、コレクションを売るというのだろうか。

部屋の整理もしだいに行き届かなくなった。それをするだけの時間がないのだ。それに、いくら広い部屋があるといっても、すべてを整えた状態にしておけるだけの余裕もない。とにかくモノが多いのだ。


 いくら広い部屋があるといっても、か……
 さすがアメリカだよね。こんなセリフ言ってみたいわ!

執筆のためにいろんな機種を使う必要が出てくると、いちいちいろんな機械を出し入れしなければならないのだが、それが面倒に感じるようになった。(中略)ぼくがコレクターに戻ることは二度とない。


 ほら、昔からよく言うじゃない。好きなことを仕事にしたらダメだよって。もちろん中には天職みたいなひともいるけどさ、面倒に感じるってことは「レトロゲーム=金儲けの手段=仕事=かったるい」になっちゃってる可能性が高いね。

バーチャルYouTuberはじめてみる


 自慢じゃないけど僕なんか仕事が大嫌いだからね。レトロゲームを仕事にした途端、いっさいやらなくなる自信あるよ(笑)

もうひとつ理由をあげると、たとえば昔のゲームソフトを手に入れたとして、もうそれを試すための時間がないのだ。ハードとなると、もはや考える気にすらなれない。


 わかるんだなあ、これ。

 とくに年を取ってくると痛感するよ。まず、仕事から帰るとリビングで子どもたちが大騒ぎしてるでしょ。それを眺めながら飯食ってさ、洗濯物たたんで、風呂掃除して、上の息子の宿題を見て(やれてなかったら)、下の息子と人形遊びして、子どもたちを風呂に入れたら、仕上げの歯磨きして、寝かしつけてからやっと自分の時間が来るから、あれもやろう、これもやろう、なんて思い描きながら子どもを寝かしつけてたら、結局は自分も寝ちゃうってやつ。いつゲームやるんだよ!(笑)

 まあ、↑はフルコースの日ね。いつもは妻と分担してるが。

利便性には勝てない。今の環境にすっかり慣れ切ってしまった。分かりやすいし、便利で速い。そして昔のソフトウェアも、そうした環境で走らせるほうがずっといいと思うようになった。


 これは個人的に「でしょうね」としか言えない案件だ。でしょうね案件。

 なぜなら、僕はファミコンは「不便を楽しむもの」でもあると思ってるから、利便性を求めれば求めるほど“不便の魅力”を否定することになっちゃうんだよね。たとえばキャンプ場でつくったカレーって美味しいじゃない。あれにはいろんな理由があるけど、ひとつは、不便な環境でつくることによって感動のハードルが下がってるから旨いんだよ。



 僕はかつて「なぜ古参は「昔のほうが良かった」のか? たった1つの理由」という記事で、そのカラクリを説明している。
 
 少なくとも僕がレトロフリークを導入しない理由はまさにこれなんだなってことに気が付いたよ。レトロフリークは本当に素晴らしい互換機だとは思いつつも、僕はその便利さに慣れてしまって彼みたいになるのが怖いのだな、きっと……

 かといって現代社会で生きている以上、「便利」をまったく取り入れないのも極端すぎるから、ひとそれぞれ用法・用量を守って正しく取り入れていくべきなのが、レトロゲームコレクターにとっての「便利」なのだろう。

 まあ、僕の場合、不便どころか……
 逆にファミコンの魅力が尽きなくて困ってるけどね!(笑)



orotima-ku1.png早くスーファミデビューしたい……

ファミコン語りの夜 オススメ収納グッズ編


<まるでジャンクパーツ屋さん!?>

 オロチが自信をもってお勧めする収納グッズは3つある。

 それは天井つっぱり棚、ガラスケース、そしてワイヤーネット(メッシュパネル)なのだ。今回はワイヤーネットの素晴らしさについて語ってみよう。

ami01.jpg

 ↑ご覧のように、僕はとくにテーマも決めず、節操なしに何でも引っかけているので雑然としているけど、壁にムダがなくびっしり埋まってるでしょ。

 実はこれでも半分くらい整理したのだ。
 前はこんな感じだったよ↓

korekuta-22.jpg

 これはこれで、古き良きジャンクパーツ屋さんって感じで雰囲気あるよね(笑)




<ワイヤーネットの利点>

 そんなワイヤーネットの利点は大きく以下の3点あると思う。順番に解説していこう。

・ケーブル類の整理
 
 まずは、何かとゴチャゴチャになりがちなAVケーブルやコントローラなどのケーブル類をまとめて整理できる点が挙げられる。とにかくひっかけてしまえばOKなところが良い。
 ただしACアダプターなど、頭が重いものに関してはちょっと難しいかな。ヘンなひっかけ方をするとケーブルが伸びたり、根本から破損したりする恐れがあるので注意しよう。


・色んなスペースに対応
 
 ノートを見るとそのひとの性格がわかるという。僕は学生時代、とにかく余白を字で埋め尽すタイプだった。そんな性格はファミコン部屋にも出ていて、とにかく壁が見えるのがイヤなのだ。そんなときひとにこそワイヤーネットなのである。様々なサイズがあり、ビスで止めるだけで設置できる気軽さが良い。
 ただし、取りつける壁が石膏ボードの場合、専用ビスを使用するなどして、ワイヤーネットごと落ちることのないように気を付けてね。

アイリスオーヤマ メッシュ パネル MPP-4560 ブラックアイリスオーヤマ メッシュ パネル フック 150mm シルバー MPA-F15

・リーズナブル

 僕は当初、ホームセンターで購入していたのだが、同じようなものが100均で売っていることを知ってからはもっぱら100均製のワイヤーネットを利用している。何より値段が10~5分の1になるのが最大の魅力だ。その分、サイズが小さかったり若干、細かったりするが問題ない。取付金具やかご型フックなど、パーツが豊富なのも良い。
 ただし、リーズナブルといっても、専用のフック(お店みたいなやつ)を何十本とそろえようとすると、結局はそれなりの出費になるので、オススメはS字フックだ。ただ単にぶらさげるだけならそれで充分である。


 さらにもっとお手ごろに済ませたいということならば、太い針金でフックを自作するという手もあるぞ。



<ワイヤーネットあるある>

 最後に小ネタをひとつ。

neshorikoma01.jpg

 NEWホリコマンダーである。

 数少ないNEWファミコン専用の周辺機器として、当時からずっとプレミアがついてる逸品だ。それがどうした、と思うかもしれないが、よく見て欲しい。

 フックに引っ掛けるところの穴の部分を……

horikoma02.jpg

 なんと穴がふさがっているのだ!

 それもそのはず、実はこの穴、ものによっては自ら空けなくてはならないのだ。ひっかける部分が箱の中にしまってあるタイプもある。駆け出しのコレクターだった頃は、僕も、この作業を当たり前のように行っていたんだけど……

 最近、なんだか、もったいないような気がして躊躇してしまうのだ。ほぼ取れかかっているやつですら、手が出ない始末(笑)



orotima-ku1.pngいざ取っても、穴をふさいでいたやつを
捨てられないっていうね……


「お金じゃない」落札者ご本人が語る『MOTHER2』青チラシ案件への思い


 先月、ヤフオクに出品された『MOTHER2』のチラシが歴史的な結果となった案件について、落札者のYouTuber/MOTHERグッズコレクター・コアラ氏が、自らの動画でその真相をアツく語っている。


 ※転載の許可を得ています


 まずはおさらい――

 レトロゲーム界に激震が走ったたのは先月の20日のことだった。その謎の青チラシは、私オロチが知る限り、国内取引におけるゲームチラシ史上最高額を叩き出し、大きな話題になったのだ。

maza-2tirasi01.jpg


 そもそも、このチラシはどういったものなのだろうか?

 コアラ氏によると、一般に出回ることのなかった業務用チラシであり、発売前に関係者のみに配られたものだという。まず通常版との違いは何と言ってもその色。通常版のイメージカラーが赤なのに対して、これは青なのが最大の特徴だ……

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 ※キャプチャ画面より←が青版。→が通常版(赤)


 上部に記載されたキャッチコピーは、通常版(赤)だと「大人も子供も、おねーさんも」という有名なフレーズなのに対して、青版では「発売前から、忘れられない」という、独自のものとなっている。詳しくは動画を見てね。

 続いて、コアラ氏がオークションで争ったときの心境を語ったところによると、実際の話、このチラシに42万円の価値があるか、と言われたら「ないと思う」と激白。最初は10万円もいかないと腹積もっていたが、自分の他にもうひとり、熱狂的なコレクターがいたため「札束での殴り合いになってしまった」(本人談)というのが真相のようだ。




 ただし、コアラ氏はことあるごとに何度も何度も「お金じゃない」という言葉を口にしていた。その心の内を以下のように述べている。

 手に入らないと、気持ち的に、色んな部分でやる気が起こらなくなってしまうんです。たぶん次に出てくるときは5万円くらいで終わるでしょうけど、それでもいい。手に入ったという事実が良かったんです。


 そうなんだよなあ。
 私オロチは今回の件ですごく勇気をもらったんだよね。

 それは、どういうことかというと、周りにどう思われようが、自分の信じた道を進めばいいんだってことをコアラさんから改めて教えられたというか。僕はもともと相場を気にするタイプじゃなくて、その場の出会いみたいなものを重視する人間ではあるんだけど、たとえばレトロゲームショップ巡りで、ずっと探していたものを見つけて、それが思ったよりずいぶん高かったとき、やっぱり少し躊躇してしまうんだよね。それって別にそれほど欲しくなかったってことなのかなって……

 逆にそこまで欲しくなかったものが思ったより安かったので、魔が差して買っちゃうことってあるよね。僕なんか、最近そのパターンでNEOGEO買っちゃったよ(笑)

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 ※NEOGEOはコレクションというより純粋にプレイするためのお気に入りアイテム

 でも、本当に欲しくて、最初から手放す気がまったくないものなら、値段なんていくらだって関係ないわけで、あとは「自分がどれだけ欲しいのか」という胸の内と真摯に向き合えばいいだけの話。もちろん、そのために仕事や家族や生活を犠牲にしていたら元も子もないので、それは簡単なようで、実はものすごい難しいことなんだけどね(笑)



orotima-ku1.pngなにはともあれ
おめでとう!


ファミコン語りの夜 「ツインファミコン立体システム」編


<ファミコン時代からあった3Dの世界>

 たまにはコレクターらしく。
 所有するファミコンのコレクションについて語ってみる。

 皆さんは「3Dシステム」というファミコン周辺機器をご存知だろうか。たとえば昔、ファミコンをやっていたとき、何かの拍子に画面がブレブレになっちゃった経験ありませんか?

  

 『ハイウェイスター』『JJ』『アタックアニマル学園』など、ゲーム中にセレクトボタンを押すと画面がブレブレになる機能が備わっていたソフトがあったのだ。そのとき、専用の装置を使用することによってゲーム画面が立体的に見えるようになったんだぜ(遠い目)

 それが3Dシステムである。

ish080.jpg
 
 見たことあるってひといるかな。なんなら実際にこれで遊んでいたというひともいるかもしれない。任天堂は3DSを出すとっくの前から3Dの世界へチャレンジしてたんだね!

 参照リンク:ザ・周辺機器ズ




<幻級の別バーション>

 しかし、この「3Dシステム」には、市場には滅多に出回ることのない幻級の別バージョンが存在した。それがこの「ツインファミコン立体システム」である。

 ツインファミコンが発売されたときに発売されたらしいこと以外、詳細はわかっておらず、あまりにも知名度が低いため、人気のプレミア物ってわけでもない代物だ。言っておくが、周辺機器マニアにとってそんなことは、あまり重要でない。こいつがハードオフのジャンクコーナーに100円で転がっていても、眉ひとつ動かさないだろう……

ish076.jpg
 ※正式名はVO-U42S ツインファミコン立体システム 3D SYSTEM

 ごめん、ウソ。
 実際は小躍りするくらい喜びます(笑)

 そんなことより重要なのは、これが、数少ないツインファミコン専用の周辺機器ということだ。黒を基調とした外箱に、後期ツインファミコン(AN-505-RD)を思わせるキツめのオレンジラインなんて最高じゃないか。何気に右上の「SHARP」ってロゴも誇らしげでいいよね。ファミコン界でのシャープはソニーや東芝よりも特別感あったからね。

 え? お前らソフト出してんの?
 俺ハード(ドヤ顔)

 みたいな……



 そもそもこの型番VO-U42Sの無骨さよ。ツインファミコンシリーズが軒並みANっていう、柔らかいイメージの頭文字ではじまっているのに対して、こいつだけ急にVOだよ。発音すると「ヴォ」だ。すごくいい。

 たとえば、ドラえもんの主題歌があん、あん、あん、じゃなくて、ヴォ、ヴォ、ヴォだったら、なんかソ連の猫型兵器みたいで強そうだよね。すごくいい……

 誰か止めてくれ。




<プレミアソフトの不魅力性>

 先日、そんな ツインファミコン立体システムが久々にオークションに出品されていたので、私オロチは固唾をのんで見守っていたのだった。

 結果はどうなったかというと……

3d system 01
 ※FC シャープ SHARP ツインファミコン 立体システム 3Dシステム


 状態はあまり良くなかったものの、思ってたよりいったなあ、という印象だ。こういう話をすると「結局、金じゃねえか」というひとがいる。ハッキリ言おう。

 「愛」だ。

 いやいや、そんなのは綺麗事だろ、とツッコミが飛んできそうだが、そこは恥ずかしげもなく言い切ってしまうぞ。少なくともお金じゃない。たとえ道路に「ツインファミコン立体システム」と「8000円」が落ちてたとしても、僕は間違いなく前者を先に拾うだろうからね(わりとマジで)

 だって持ってるかどうかはともかく、お金なんてどこにでもあるじゃない?



 たとえばファミコンの『烈火』とか『バトルフォーミュラ』とか、レトロゲームショップに行くと、だいたい飾ってあるプレミアソフトってあるよね。客寄せディスプレイ的なやつ。僕は、そういうのにあまり魅力を感じないのだ。だって、持ってるかどうかはともかく、どこにでもあるじゃない。

 プレミアソフトの不魅力性とでも言おうか……
 もちろん、それぞれ素晴らしいソフトなんだけど、なんていうか、僕の琴線は「誰もがうらやむ」なんていうフックには引っかからないんだよ。もともと誰も見向きもしない時代からファミコン集めてた人間だからね。




<色んな楽しみ方があっていい>

 でも意外とみんな目ざといから、いわゆる隠れレア物でも、結局は入札合戦になったりするんだよね。オークションは戦場だよ。海外のマニアとかも参入してきてるし……

 不公平だとは思うよ。たとえば石油王みたいなやつが来日して「愛」とか言って、日本中のレトロゲームを根こそぎ買い占めて帰ったら、正直「なにが愛だ、バカヤロウ!」ってブチ切れるもんね(笑)

ish082.jpg

 そんなことより、これを見てくれよ。
 スコープを接続するパーツなんだけどさ、ツインファミコン立体システムと3Dシステムでは、表示されている文字がぜんぜん違うんだよ。こういった細部の違いをうっとり眺めているだけで、休日が過ぎ去っていくことがあるからね(笑)

 あれ?
 なんだか、おかしいな……

 こいつ、けっこう長いこと語ってるけど、いっこうにプレイする気配がないぞ、って気づいちゃったかな。気づいちゃったよね。これぞ周辺機器の醍醐味ですよ。やらなくてもいいっていうね。もう、眺めてるだけで幸せ。

 勿論、ゲームなんてプレイしてなんぼだとは思うよ。言っておくけど、僕なんか、ひくほどファミコン上手いからね。でもさ、こうやって幻の逸品を追い求めたり、バージョン違いを集めたり、個性を愛でたりするのも面白いじゃん。ゲームには色んな楽しみ方もあっていいと思うのだ。今夜はそれを言いたかっただけ。

 そうじゃなかったら20年もファミコンサイトやってないってば!
 


orotima-ku1.pngそれでは次回の夜もお楽しみに!!

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