丸郵編 【ファミコンショップシール全国制覇への道】


UFSSSbana5.jpg概要 ◆定義と分類 ◆目次


 今回は謎に包まれたショップシールだ、、、


◆ショップシール類◆

maruyuu01.jpg
提供:さくら(@hullzion)様

 レア度:★★★★★ 

 ファミコンショップシールの中には、いくら調べてもまったく何もわからないショップが少なくない。この「丸郵」というショップについても手がかりすら見つかっていない。そもそも記載されている住所は商業地でもなければ住宅街でもなく、どう見ても港湾区域。現在は、まったく無関係と思われる会社の作業場となっていたのだ。そもそもそこに店、あるいは事務所があったかも怪しい、、、

 シールの大きさ(93mm×23mm)がファミコンの純正ラベル(100mm×30mm)に準拠していない点も解せない。スーファミ用(72mm×32mm)でもないようだ。いったいどんな意図があってこのサイズにしたのだろう。

 住所&電話番号以外の唯一の手がかりはこの通信販売致しますという文言くらいであろうか、、、


◆制覇MAP◆

 制覇MAPである。
 本プロジェクトの制覇条件は「シールに記載されている住所」なので、ひとまず福岡県を制覇。同県は「第22回ファミコンショップクリボー編」で制覇しているため+1である。

seiha_map35.png

 ただし、「ファミコンショップシール」の定義には実在したお店(通販含む)が発行・貼付けしたものであることとあるので、まだまだ証拠が足りてない(今のところ、このシールが唯一の証拠)のが現状である。


◆みんなの情報コーナー!!◆

 そこで、皆さんの力をお貸しいただきたい。
 丸郵について、何かご存知の方がいらっしゃいましたら是非、情報をください!
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そふぱる編 【ファミコンショップシール全国制覇への道】


UFSSSbana5.jpg概要 ◆定義と分類 ◆目次


 美少女ゲームソフトなら俺に任せろ。
 そふぱるの登場だ!

◆ショップシール類◆

そふぱる1
 レア度:★★ 

 スタンダードな注意文と、ロゴ&電話番号だけの非常にシンプルなラベル型シール。カセットの色が偶然にも白だったせいか、なんだか漂白されたような雰囲気がある。

そふぱる2

 紅白そろってると、おめでたいね。


◆ロゴ◆
そふぱるロゴ

 「FAMI」と「COM」の間に「-(ハイフン)」があるところは任天堂に気を使っているのだろうか。 ひらがな表記のかわいげのあるフォントからは、一昔前の美少女コンテンツの匂いがする。


◆広告◆

ソフパル広告ソフパル広告2

 ファミマガ87年ごろのファミマガに載っていた広告。この手の広告はやたら情報が詰め込まれたゴチャゴチャしたものが多いのだが、そふぱる(ソフパル)の広告は非常にシンプルで見やすかったので、逆に目立っていた。

◆基本データ◆
名称:ソフパル、そふぱる
運営:株式会社ソフパル
所在:大阪府大阪市浪速区日本橋
設立:1983年9月
URL:http://www.softpal.co.jp/index.html

◆沿革◆
1983年9月設立。大阪は日本橋の一角「喫茶メジャー」の入っているビルの3階で、パソコンソフトレンタルや中古ファミコン販売などを行なっていたが、90年代に入ってからは独自のゲームブランドを設立し、アダルトゲームメーカーに転身。現在でもソフトメーカーとして活躍中。「涼宮ハルヒの憂鬱」などの挿絵で有名ないとうのいぢ氏などが所属している(いた?)ことで知られる。


◆制覇MAP◆

 制覇マップである。

seiha_map34.png

 そふぱるは大阪オタク文化の聖地・日本橋のお店。ネットの書き込みなどを見ているとファミコンショップというよりもパソコンショップとしての思い出が多いようだ。何はともあれプロジェクト初の+3は大阪となった。

◆みんなの情報コーナー!!◆
 そふぱるについての情報募集。
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ブルート編 【ファミコンショップシール全国制覇への道】


UFSSSbana5.jpg概要 ◆定義と分類 ◆目次


 全国3000万人のブルートファンの皆さま、本当にお待たせいたしました!!
 第33回目にして、やっと登場です。ファミコンショップ界の大横綱。ブルートだ!

◆シール類◆

Bショップシール2
レア度:

 丸型シールである。ライトグリーンにブルートのローマ字ロゴが記載されている。「わんぱくこぞう」や「メディアCITY」のような検品番号などの記載がないため非常にシンプルだ。よく「プ」ルートって間違えて言ってるひとがいるが、ご覧の通りつづりは「Brut」であり、正しくは「ブ」ルートである。

 ちなみにフランス語読みではブリュット。甘口のシャンパンという意味だ。そこから取ったかどうかは知らないが、、、

 シール自体はよく見かける。

Bショップシール1
レア度:

 流れ星型シールである。遊び終わったゲームをブルートで売るよう呼びかける文言が追加された。スーパーファミコンの場合、上の小窓に貼られることが多い。この傾向は「オタッキー」のシールにも見られた。

 丸型シールよりもさらによく見かける。

B検品シール3
レア度:★★★★

 こちらは黄色の検品シールである。「マル検」の横にマスコットキャラクタのブルート君が不敵に笑っている。たまたまディスクに貼ってあったが、他ではまったく見かけないのでディスク専用シールなのだろうか、、、


◆ラベル類◆
Bショップラベル2
レア度:★★★★

 少数であるがブルートにもラベル型ショップシールの存在が確認されている。これは銀色タイプ。

 なぜか上部が白く変色してしまっている。このような変色の仕方は初めて見た。丸い跡のようなものはうっすらと緑色が透けて見えることからブルートの丸型シールの上からこのラベルを貼ったのだろう。シール自体は非常にレアである。

Bショップラベル1
レア度:★★★☆

 こちらは3つのグラフィカルな注意書きが特徴的なラベルである。何か見覚えがないだろうか。ピンと来たひとはそうとうなファミコンの裏ラベルマニアだ。実はこれ、『けいさんゲーム』などをリリースしていた東京書籍の裏ラベルとそっくりなのである。いや、そっくりなんて生易しいレベルじゃない、、、

 丸々コピーだ↓

東京書籍裏ラベル
 ※東京書籍の裏ラベル

 色が青くなっただけじゃねえか(笑)

14-1.jpg
画像提供:そうさめも

レア度:★★★★

 こちらは珍しい二色刷りタイプ。ブルート鏡山店と宇品店、いずれもブルートのお膝元である広島の店舗であるが、フリーポートグループというくくりはこの二店舗を運営するフランチャイズのことかもしれない。日本昔話のオープニングみたいな「恐竜に載ったブルート君」が最大の見どころだ。

 古代インドの神々の多くは「ヴァーハナ」と呼ばれる乗用動物に跨っており、しばしば神の性質の一部と見做されるのだが、もしかしたらこの恐竜もブルート君のヴァーハナ的な存在なのか。あるいはヨッシー的な相棒か!?

 ただひとつだけ確実なことが言えるとしたら、残念ながらこの画像は借り物であり、私は持ってないということだ。誰か見かけたら確保しておいてください!


◆ケース類◆
BケースFC11
BケースFC2
レア度:★★

 ファミコンショップケースの代名詞的な存在。ブックオフ・ハードオフなどでこのケースに入ったまま売られているのをよく見かける。裸のカセットがちょうど入る大きさであり、前面が大きな窓。下部にズレ防止用のつめがあるのが特徴だ。裏面にはタイトル&メモスペース。ブルート君が描かれている。

BケースSFC1
BケースSFC2
レア度:★☆

 スーファミバージョンである。こちらは裸カセットよりも一周りくらい大きく、スライド式ではなくオープン式という凝りようだ。中に説明書を入れられるようになっている。なお、説明書はコピーの場合もある。ブルートのイメージカラーであるライトグリーンのラインが印象的なデザインだ。


◆グッズ類◆
ブルートグッズ
 ※ぬいぐるみはあえてうしろを向けている。

 その他のグッズ類として下敷きやぬいぐるみ、キーホルダーといった多種多様なものが存在する。さすがファミコンショップ界の横綱やで!


B絆創膏1B絆創膏3

 数あるブルートグッズの中で、今回は珍しい絆創膏セットを紹介しよう。(次回があるかどうかは知らないが)

 ここで注目すべきはさっきブルート君が乗っていた恐竜のキャラクタが、なんと、となりへ配されているところだ。これはすなわちこの恐竜がブルート君と同列の扱いということを意味する。もしかしたら悟空とベジータみたいな関係なのか!?

B絆創膏2

 こちらが絆創膏の様子である。ホッチキスで閉じられているため、取り外すことができなかった。

◆コントローラ◆

 ブルートの凄いところはショップグッズだけでは飽き足らず、周辺機器まで作ってしまったことではないだろうか、、、

brut001.jpg

 こちらは1989年7月に任天堂の正式ライセンスを取得した上で販売されたもので、各店舗及び通信販売でのみ購入することができたブルートオリジナルコントローラである。何気にFC・PCE両用というゲーム周辺機器全体を見渡しても珍しい性能をもっていたりする。
 しかしまったく売れなかったのだろう。極めて知名度が低く、ごく一部のマニアにしか知られてない幻級アイテムとなっている。このコントローラについては別の機会で詳しく紹介したいと思う。

115_2605.jpg
 ※NES Hands Free Controller ストロング博物館(CC license)

 ブルートは他にも「ファミコンハンズフリー」という身体の不自由な方用のコントローラを46,500円(消費税別)で販売していた。こちらは「NES Hands Free Comtroller」のローカライズ版だと推測されるが、現物が見つかってないため詳細は不明である。


◆スタンプカード◆
brutスタンプカード2
(画像提供:将@syou526 さん)

 こちらはブルート浄心店のスタンプカード。

brutスタンプカード1
(画像提供:将@syou526 さん)

 ファミコンのコントローラをモチーフにしたスタンプ面が素晴らしい一品だ。


◆ロゴ◆
ブルート片

 曲線の使い方が印象的なカタカナロゴである。そして出ました。ファミコンショップロゴではおなじみの濁点が星になってるやつ。ブルートの場合、シールも流れ星だった。

ブルートロゴ英語1

 こちらはローマ字ロゴ。やはり星がアクセントとなっているようだ。躍動感がありすぎて「r」の右側なんか引き千切れんばかりだ。おかげで「13nit」とも読めてしまう。

◆キャラクタ◆
k-brut3.jpg
 ブルート君。赤い帽子をかぶったブルドックである。なかなか憎たらしい顔をしている。

B怪獣0

 恐竜のキャラクタである。名前は不明。黒いポケットには何かいかがわしい未来の道具とかが入ってそうだ。そういえば「ファミコンランド」も「わんぱくこぞう」も怪獣のキャラクタ、いなかったっけ、、、


◆基本データ◆
名称:ファミコンショップブルート、TVゲームショップブルート、Brut
運営:株式会社ブルート
開業:1988年7月 (分離独立)
所在:広島県佐伯区(本部)
情報誌:HOTS extra
公式サイト:http://www.brut.co.jp(閉鎖)


◆沿革◆
 エスピーエム株式会社のブルート事業部が1988年7月に株式会社ブルートとして独立。広島を中心に全国へ拡大。全盛期の店舗数は400を越えた業界最大手。1994年12月に中古ゲーム裁判騒動の後、勢いをなくし、1999年3月に自己破産。2002年までに(一部フランチャイズを除く)全店閉店した。


◆制覇MAP◆
seiha_map33.png

 ということで広島を制覇!

 中国地方はなにげに山口のカメレオンクラブとか、岡山のわんぱくこぞうとか、ファミコンショップ成分が濃いよ、、、


◆主な店舗(1997年10月30日)◆
北海道 新道東店
新琴似店、マルコン美園店、ひばりヶ丘店、マルコン岩内店、倶知安店、八雲店、網走店、美幌店、根室店、弥生通店、西20条店、北見店、紋別店、遠軽店、稚内店、深川店、富良野店、マルコンdoing南郷店、函館戸倉店
東北地区
大館片山店、秋田山王店、宮町店、南光台店、市名坂店、豊栄店、
関東地区
みどり野店、石井店、茨大前店、多賀店、真鍋店、吾妻店、船堀店、関原店、葛西店、砂町店、八街店、臼井店、さつき橋店、二俣川店、日吉店、六ツ川店、戸塚店、すみれが丘店、荏田店、マルコン浦安店、行徳店、マルコン高円寺駅店、マルコン高島平店、マルコン中村橋店、マルコン宮前平店、マルコンたまプラーザ店、マルコン勝田台駅店
中部地区
浄心店、川合店、安西店、静岡南口店、藤枝店、大坪店、富士宮店、昭和通り店、岳南デンパ店、初倉店、相良店、沼津店、沼津香貫店、沼津原店、安城店、岐南店、各務原店、岐阜羽島店、川越店、マルコン新黒川店、
関西地区
西中島店、塚本店、豊里店、菅原店、尼崎大物店、西大島店、出屋敷店、千船店、阿倍野店、巽店、小路店、布施店、平野上町店、服部店、五月ヶ丘店、門真月出町店、毛馬店、野江内代店、千林店、放出東店、今里店、寝屋川駅前店、香里店、枚方中宮店、巣本店、堺東店、北信太駅前店、春日店、小野原店、車塚店、近鉄八尾店、瓢箪山店、柏木店、京終店、西院店、桂店、北大路店、京都千本店、伏見竹田店、九条新千本店、百万遍店、堀川五条店、園部店、宇治伊勢田店、ビックバン大津駅前店、守山駅前店、春日野道店、長田店、六甲店、魚住店、伊川谷店、姫路白浜店、東加古川店、丹南店、亀岡駅前店、西宮北口駅前店、マルコン江坂店、マルコン穂積店、マルコン西宮中津浜店 
四国地区
観音寺店、木太店、鴨島店、阿南ウィル2店、小松島中田店、徳島タクト店、丸大ベビーセンター店、若草店、中久万店、城山店、久米店、伊予三島店、川之江店、土居店、新居浜店、愛媛西条店、新居浜泉川店、今治南店、東予店、松山駅前店、平和通店、松前店、マルコン大洲店、マルコンロック北島店、マルコン三島店、中国地区、戸坂店、千田町店、宇品店、己斐店、庚午店、仁保店、可部店、熊野店、祇園店、八幡店、柳井南店、呉店、呉駅前店、焼山店、西条中央店、高屋店、大竹店、宮内店、唐戸店、下松店、光店、遠石店、政所店、防府西店、長門店、湯田店、山口小郡店、皆実店、福山野上店、福山蔵王店、神辺店、マルコン井口店、マルコン安古市店、マルコン五日市店、マルコン新南岩国店、マルコン出雲北店、マルコン米原店、マルコン三次店、マルコン高陽店、マルコン白島店、ハイパーブルート五日市店
九州地区
百年橋店、高宮店、檜原店、春日原店、舞松原店、荒戸店、西新店、長尾店、二日市店、志免店、長者原店、那珂川店、中間店、折尾店、引野店、行橋安川通店、赤間店、久留米店、鳥栖店、通町店、田川伊田駅店、飯塚店、直方店、本庄店、南部バイパス店、鹿島店、伊万里駅前店、新唐津店、唐津店、新大工店、岩屋橋店、有川店、浄行寺店、上熊本店、田崎店、八王寺店、県庁四角店、菊池店、荒尾店、佐伯駅前店、鶴崎店、明野店、今津留店、敷戸店、大在店、鶴見店、中津店、浮ノ城店、鴨池店、串木野店、マルコン飯倉店、マルコン徳力店、マルコン東福間店、マルコン前原店、マルコン野間店、ハイパーブルート空港前店、ハイパーブルート熊本菊陽店
沖縄地区
大道店、城間店、儀保店、我如古店、胡屋店、寄宮十字路店、潮平店、具志川店、名護十字路店


◆外観◆
brut022.jpg
 ※画像:Googleマップ

 愛媛県伊予北条駅の付近に今も残るブルート跡地。余談だが、断片的なネット情報からこの場所を特定するため、Googleストリートビューを3Dダンジョンみたいにひたすら捜索しまくって、吐きそうになりながらも探し当てさせてもらった。まさかGoogleストリートビューでも3D酔いするとは、、、

s023.jpg
 ※画像:今日のゲームより(提供)

 こちらはかつて兵庫県篠山市東吹にあったとされる、限りなくブルートのようなお店「リピート」。

◆文献◆
「倒産の研究 ブルート(ゲームソフト販売チェーン)加盟店にそっぽを向かれ売上激減、頼みのメーカーにも見放される」 (日経ベンチャー1999年6月号)

◆動画◆



◆主なトピックス◆
SBG:ゲーム販売チェーン最大手ブルートが自己破産を申請。FC店は営業続ける(1999年3月30日)

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VISCO編 【ファミコンショップシール全国制覇への道】


UFSSSbana5.jpg概要 ◆定義と分類 ◆目次


 マリオの看板でお馴染み。
 VISCOの登場だ!

◆ショップシール類◆

ビスコ01
 レア度:★★★☆ (タイトル:四人打ち麻雀)

 文字だけで構成されたシンプルなラベル型ショップシールである。文言に独特のセンスが光る。ファミコンカセットを売るには親に一筆書いてもらう必要があったので、多くのショップシールの注意書きは、親世代に標準を合わせたような体裁をとっているのに対して、Viscoはあくまでも子どもへ向けてメッセージを発しているのである。

 気になるのはシールが全体的に青みがかっている点だ。写真ではわかりにくいが、インクがにじんでいるのである。これはファミコンの正規シールにも見られる現象で、界隈では『ワイルドガンマン』『バーコードワールド』『クインティ(裏ラベル)』などが「にじみブラザーズ」と呼ばれ恐れられている。

 ファミコンカセットのにじみに詳しい専門家のS氏によると「原因はインクではなく糊ではないか」とのことだが、真相は不明である。


ビスコ02
ビスコ03
 レア度:★★★ (タイトル:四人打ち麻雀)

 こちらはシールタイプ。多くはカセットの裏に貼ってあるが、大胆にもパッケージに貼ってあるタイプも確保した。玩具屋系シールには多いのだが、このようにゲームショップ系のシールがパッケージに貼ってあるのは稀である。
 売ります!買います!交換します!という文言から“交換”文化が盛んだった初期ファミコン時代のシールだと推測する。(ファミコン版『Law of the West』の発売は1987年3月6日)

 ラベル型よりは見かける。


◆広告◆
visco広告

 こちらは1987年頃のファミマガに掲載されていた雑誌広告である。実はビスコは東日本と西日本に別れており、こちらは広島に本社を置くVISCO西日本の広告である。


◆ロゴ◆
VISCOロゴ

 一枚の型紙をくり抜いて上からスプレーを吹き付ける目的で開発されたステンシル体フォントを思わせるロゴである。閉じた空間(丸の真ん中の部分)が発生しないようデザインされているところが特徴だ。木製コンテナや軍用機、ドラム缶などによく見られるため、しばしば「男のフォント」と呼ばれる。


◆制覇MAP◆

 制覇マップである。

 VISCOの本社はかつて東京都多摩市(参照)にあり、東京都を中心にチェーン展開していた。

seiha_map32.png

 ということで東京を制覇。+1となった。なにげに関東地方が充実してきた。一方で、我が地元である中部地方の制覇が進んでないのが、逆に不気味である。


◆基本データ◆
名称:VIsco、ビスコ
会社:株式会社ビスコ(Visco東日本)、株式会社ワイワイ企画(Visco西日本)
所在(東):東京都多摩市 → 東京都町田市 
所在(西):? → 東京都府中市(広島市中区)
ホームページ:http://www.h4.dion.ne.jp:80/~visco/(閉鎖)
http://www.visco-japan.com/(閉鎖) ※VISCO東日本
http://www.visco-net.com/(閉鎖) ※VISCO西日本
http://yykikaku.kir.jp(閉鎖)※株式会社ワイワイ企画


◆詳細◆
 かつての運営会社は、東京都町田市に本社を置く株式会社ビスコである。多摩市や八王子市のほか、神奈川県を中心に直営店16店舗(ビスコ東日本)を、広島県広島市にフランチャイズ店2店舗(ビスコ西日本)を運営して一時は30億円以上の売上高を計上していたが、2012年2月28日に約4億円の負債を抱えて事業を停止し、同年3月1日に東京地方裁判所で破産手続きの開始決定を受けたため、直営店16店舗は閉店した。しかし、広島県のフランチャイズ2店舗は東京都府中市に本社を置く株式会社ワイワイ企画の下で同年3月現在も営業中である。(※2018年4月に閉店しました
(出典:Wikipedia


◆あのビスコではない!?◆

 よく混同されているが、ファミコンにて『ダッシュ野郎』『ツインイーグル』等をリリースしていたビスコとは別会社である。




 そもそもロゴが違う。


◆主な支店◆
<Visco東日本系列>
東京都 めじろ台店/明神町店/寺町店/追分店/大塚店/多摩2号店/八王子長沼店/多摩1号店/桜ヶ丘店/立川南口店/立川北口店/豊田店/森野店/町田忠生店/鶴川店/赤羽店/大山店
神奈川県 相模原駅前店/橋本店/相模原南台店/千代田店/上溝店/矢部店/鶴間店 /つきみの店/川崎宮前店/こどもの国店/相武台店

<Visco西日本系列>
東京 高田馬場1号店/高田馬場2号店/代沢店
神奈川県 藤沢店/湘南店/羽鳥店/茅ヶ崎松浪店/伊勢原店/小田原店/六会店
川崎宮前店/南新城店/港北NT1号店/新城店/港北NT2号店/南加瀬/大倉山/鴨居・小机店/十日市場店/白根店
広島県 横川店/紙屋町店/安古市店/五日市店/観音店
愛媛 千舟店/松山店/今治サウンドシティ
山口 岩国店/徳山店

<その他・不明>
埼玉県 川口店
愛知県 大久手店


◆店舗の外観◆
visco05.jpg
 ※紙屋町店(Visco東日本) 2018年4月に閉店。

 VISCOの外観についてはこちらのサイト「激亀仙人の似非モバヰラー日記」に多数、展示されている。

◆主なトピックス!◆
(株)ビスコ/破産へ | JC-NET(ジェイシーネット)
追報:(株)ビスコ/破産手続き開始決定 | JC-NET(ジェイシーネット)
閉店間際のゲーム屋が壮絶すぎる :: デイリーポータルZ
旧町田街道沿いのゲーム販売店「VISCO 町田旭町店」自己破産で閉店に | 変わりゆく町田の街並み<地域情報サイト>
(株)ワイワイ企画(広島)/破産手続き開始決定 | 倒産情報-JC-NET(ジェイシーネット)


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ムーンベース編 【ファミコンショップシール全国制覇への道】


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 ファミコン界の月下美人。
 ムーンベースの登場だ!

◆ショップシール類◆

ムーンベース1
 レア度:★★★★ 
 
 ムーンベースに関しては、今のところこの専用ケースしか確保できていない。「月とリボン」という謎の組み合わせと、淡いパステル調の配色がいかにも80年代ファンシー文化の情緒をまとっており、およそ電子の香りがしない異色のデザインだ。
 カセットのずれを防止するための切れ込みが入っているものの、見れば見るほどファミコンケースなのか、石鹸の箱なのかわからない(笑)

 試しにムーンつながりで『ムーンクリスタル』のカセットを入れてみたものの、自分でもビックリするくらい何の感想も出てこなかった、、、


ムーンベース2

 裏面である。「カセットは大切にしてね」「遊びすぎはだめよ」とのこと。この松田聖子ような丸文字フォントが素晴らしい。

 古来より月は「女性」の象徴と言われる。それは多くの女性がもつ特有の周期が、月の公転周期とほぼ同じという事実とまったく無関係ではあるまい。したがって原始の人々は「女性は月に支配されている」と見なしていたわけである。そう考えると、さきほどの「リボン」や「丸文字」との組み合わせは謎でも何でもない。これは月の女性性を表した秀逸なデザインだったのだ。思ったより奥が深いぞ!

 それにしても、石鹸の箱にしか見えないのは、なぜだろう?
 改めて考えてみたところ、とある会社のロゴが、ふと頭に浮かんだのだ。
 そうか、アレだ、、、

花王
※KAO(C)

 今、ハッキリ原因がわかったよ(笑)
 このケースから醸し出される“ほのかな石鹸の香り”の正体がな!


◆調査の経緯◆

 さて、冗談はこれくらいにして調査を始めよう。
 まず、ムーンベースという名前の玩具・ゲーム関係の店をリサーチしたところ、最初に該当したのは仙台の模型屋さん「ムーンベース」(現役)だった。しかしゲーム類は扱っている様子はなく、そもそもロゴマークが違ったのだ。

僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing)

 次に該当したのが、かつて新宿にあったとされる日本初のマイコン専門店「ムーンベース」である。書籍「古川享のパソコン秘史」によると開業は77年7月とあるが閉店時期は不明。マイコンショップがのちにファミコンを取り扱う例は無いことはないが、様々な証言を吟味した結果、ここは留保が妥当かと思う。
 
 引き続きリサーチを続けると、現在WEB上で確認できる最古のショップリストのひとつである「ファミ通TOP30協力店リスト」にて、ついに、その名前を発見した。

ムーンベース生野店


 どうやら大阪は生野区にあったお店らしい。模型屋でもマイコン専門店でもなくゲームショップである。実は今回のファミコンケースの出所は大阪であり、しかも信頼できるルートなので、私は「ほぼこの店で間違い」という確信に至ったのだった。

 すると「まちBBS」にて、以下のような書き込みを発見。引用させてもらおう。

2003/05/19(月):
その場所は一時期「ムーンベース」というファミコンショップがありました。
当時私はゲームを買いに何度かその店に行きました。あるときその店でスーパーファミコンを予約したのですが、店側の手違いで予約が無効になってしまい、他の店で買ったのを覚えています。
それから数年後に「カメレオンクラブ」と名前を変えて空堀商店街の側に移りましたが、最近になって潰れてしまい、しばらくは放置の状態でしたが現在は興隆園になっています。

 その他、いくつか証言があり、かつて大阪のこの地域に「ムーンベース」という名のファミコンショップがあった事実は揺るぎないだろう。ちなみに興隆園という中華料理店については現在でもGoogleマップにて確認できるのだ。


◆制覇MAP◆

 制覇マップである。

seiha_map31.png

 大阪は「第17回ギャングスター編」につづいて2回目の制覇だ。これで千葉につづいて「+2」となった。


◆基本データ◆
名称:ムーンベース
所在:株式会社ムーンベース
所在:大阪府生野区
詳細:成り立ちなどは不明だが、谷町にあった支店はカメレオンクラブになったらしい。


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