息子とゲーセンで「スト2」やろうとしたら試練の連続だった件


<万感の思い>

 『スト2』と出会い、『龍虎の拳』の乱舞技に慄き、『サムスピ』の真剣勝負に憧れ、『バーチャファイター』の出現に目を輝かせ、『ヴァンパイア』のグラフィックに魅せられ、『KOF』のチーム戦に白熱し、『鉄拳』のコンボを必死になって憶えた遠い日々――

sutotu-dasshupce01.jpg

 私の格闘ゲーム熱が再燃したのは一昨年のことだった。

 軽い気持ちで買ってみたPCエンジンで『スト2’』と再会して以来、ゲームライフに再び『スト2』の名が浮上したのだ。その後の地道な布教活動(?)のおかげで、子どもたちも格闘ゲームが大好きになってくれた。

 参照記事:かわいい子にはレトロゲームをさせたほうがいい理由 その4

 すると嬉しいことがあったのだ。上の息子の友達が親にスイッチを買ってもらったらしいのだがソフトは何がいいか聞かれ迷わず「格闘ゲーム」と答えたそうな。結局、NEOGEOアケアカの『KOF』シリーズの何かを買ってもらったらしいのだが、その理由が、オロチ家でおこなったゲーム合宿で格闘ゲームが好きになったからと言うではないか……

 今の時代、わざわざPCエンジンで『スト2’』やるなんてバカげてるなって正直、自分でも思っていたけど、そんな彼の話を妻から聞いたとき、なんだかこのバカげた行為が報われたような気がして、万感の思いがあったのだ(笑)



<カルチャーショック>

 かくいう我が家では下の息子のほうが『スト2』にハマっている。どうせなら本場の『スト2』の迫力を体験させてやろうと、家から一番近いといっても車で数十分のゲーセンへ連れ出したのは去年の夏頃のことだった。イオンに入ってるようなファミリーゲーセンじゃなくて、ガチなほうへ行くのは何年振りだろうか――

 心弾ませ、いざ薄暗い建物へ入ってみると
 『スト2』のスの字もねえ!

 それどころか見慣れたビデオゲーム筐体がまったくねえ。あるのはやたら派手派手しい専用筐体ばかりだったのだ。ゲーセンに通わなくなって10年以上経ってるとはいえ、カルチャーショック受けまくり状態。




 結局、3周グルグルしてから、たまたま息子が指さした『DFF』なるゲームに挑戦。ところが100円を入れてもウンともスンとも言わないのだ。操縦桿みたいなコントローラの押せるボタンは全部押した。ダメだこりゃあ、飲まれたなと……



<ようやく起動>

 仕方なく店員さんを呼びに行くもカウンターに「外出中」の立札が。トボトボと戻っているとき、ふと手にしたスマホを見てひらめいのだ。もしかして画面をタッチするのかなって。息子が待つ筐体へと戻った私は、おそるおそる画面に手を伸ばした。ゲーセン特有のガチャガチャした騒音が背中で渦を巻く……
 
 タッチ。
 するとジャーンとかいって普通にゲームが起動(笑)



 たぶん「TOUCH SCREEN」みたいなことが画面のどこかに書いてあったと思うんだけどどこかボタンを押せばスタートするだろうという先入観が、私の目を曇らせていたらしい。やることなすことカルチャーショックさんの思うツボである(笑)

 正直、そのゲームの内容はあまり憶えてない。息子が楽しそうにしていたので、それで満足だった。ただしそのあと、さらに遠いゲーセンへ向かうハメになったのは言うまでもない。



<試練、また試練>

 だいぶ予定にない遠出をしてしまった――

 そのゲーセンはさらに車で数十分の場所に位置していた。店内へ入ると無事、6台の対戦筐体がありホッと胸をなでおろす。しかしよく見ると様子がおかしい。なんと今度は「NESiCA」とかいう1つの筐体に複数のゲームが入った謎のシステムが目の前に立ちはだかったのだ!


nesika.jpg
 サムネイル画像:nesica.net

 おお、神よ。あなたはただゲーセンで『スト2』がしたいだけの親子に、なぜ、これほどまでに試練をお与えくださるのですか……

 私は、ぼーっと見ているしかなかった。

 ひとつの筐体に複数のゲームが入ってるおかげで、特定のインスト(技表)しか掲示されておらず、『スト2』のインストが見当たらないのである。普通「インストがない=入ってない」と思うじゃないか。でも、このまますごすごと帰ったら何のための遠出だろうか。意を決して100円玉を投入。すると迷いながらも奇跡的に『スト2』にたどり着いたではないか。やったぞ。父ちゃんはやったぞ!



<プレイスタイル>

 さっそく意気揚々とプレイを開始。
 どうやら息子はルチャドールのエル・フォルテが気に入ったらしい。

 当然、必殺技なんか出せないから、ひたすら通常技を連打するだけなんだけど、嬉しそうにキャッキャ言いながらプレイするのかと思いきや、まるで殺し屋のような目をして鬼気迫るプレイをしてる姿に「これはまだ早かったやつかな」とさすがに心配になった(笑)

 しかし、プレイが終わると「もう1回やる!」と満面の笑み。
 楽しいならそれでいいのだ。


 ※現在、最新のスト2シリーズ

 ところで、さっきから私はスト2、スト2、言ってるが、正確に言うとプレイしたのは『ウルトラストリートファイター4』である。ストリートファイターシリーズはその後『V』を発表したが、アーケードでは稼働していないという。



orotima-ku1.png下の息子は、いまだにベガのことを
お巡りさんって呼んでるよ!


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 軽い気持ちでつくった「ゲーム機同い年早見表」がツイッターでBUZZってしまい、もっとしっかりつくってからアップすれば良かったと反省してる。

PCennjinntana0.jpg
 ※オロチのPCエンジン棚の様子

 まさかPCエンジンの年齢を間違えるとは……

 それにしても、○○がないってツッコミは想定内だけど(むしろドンドン言ってでほしい)、「つらい」っていうネガティブな反応をするひとがいたのは意外だったなあ。あと、元々この表は僕が若い世代と会話するとき参考にするためにつくったものだから、対象年齢が18~35歳なのだ。当初は自分の年齢というよりも、相手の年齢を想定していた。

 いずれにせよ、適当にツッコミを入れたり、過去を思い出したりしながら楽しんでいただけたら幸いです。来年こそは完璧なものをつくってからアップするぞ!(笑)

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素材は竹!? SNES/SFC専用スティック「鹿アーケードSOZU」爆誕!!


 ひとめぼれしました。結婚してください。

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 Image:ShikaArcades公式サイト

 UK発。鹿アーケード社っていう最高にイカれたメーカーの超クールなアーケードスティック「SOZU」を紹介しよう。

 手がけたのは25歳のデザイナーEd Taylor氏。まず「鹿アーケード」って社名が最高にセンスいいよね。僕は鹿といわれたら奈良県よりも先に紅葉が頭に浮かぶ花札脳。神秘的で大好きな動物だよ。

 そして素材が「竹」っていうところも魂を揺さぶる。山で切り出してきて、手作りで竹垣をつくっちゃうくらい好きな素材だからね。文化の盗用?日本アゲ?関係ねえぜ。かっこいいもんがかっこいいって話をしてるのさ。

 動画はこちら。




 そういえば学生時代、アメリカのアパレルメーカー「空(ku.USA)」の服が大好きだったの思い出したよ。もう25年くらい前になるのかな。ダウンタウンの松っちゃんが和柄の服を着るずっとずっと前の話。当時は和柄とか漢字のついた服着てるやつなんて暴走族くらいしかいなかったもんね(笑)

ku.jpg
 image:http://www.kigyokeikaku.co.jp/brand/kuusa.html

 とくに初期の空の服はちょっとズレてんの。アメリカ人の考える日本のイメージだから、どうしてもインドとか中国が混ざっちゃってね。でもそれが最高にかっこよかったし、好きだったんだぜ!!

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 Image:ShikaArcades公式サイト


 そう考えると、この鹿アーケード社の日本リスペクトはかなりレベル高いよ。公式サイトも眺めてるだけでワクワクが止まらねえ。

 それに「SOZU」は見た目だけじゃない。連射機能やボタンの配置を切り替える機能がついている。スティックの上の調節ボリュームツマミは0~100%の調節可能なアルミ製。深い溝が彫られ、正確な調整を可能とするぞ。

 赤いボタンはヴィンテージ物。滑らかに光るボディは油性ハードワックス仕上げ。妥協のない仕事だぜ!!

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 Image:ShikaArcades公式サイト


 気になる初回限定パッケージの内容はこれだ。

・アーケードスティック本体
・竹製の箱
・限定シリアルプレート
・初版マーク付ケーブル
・証明書
・鹿オリジナルトークン
・限定版Tシャツ



 限定100台で価格は450ポンド。現在の日本円にして約7万円だ。正直、日本に対応してるかわからないが、もし売ってくれたとしても送料がかかるから8万円は見ておいたほうがいいね。奮発するには最高にちょうどいい金額かも!?

ShikaArcades公式サイト



orotima-ku1.png詳しくは公式サイトをチェックしてね!!

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[ 2018/01/31 12:12 ] SFC・64 | コメント(1)
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世界中の初めての全国テレビゲーム大会 他


<見逃しクン>
世界中の初めての全国テレビゲーム大会「セガTVゲーム機全国コンテスト」の写真(Google+)
 この写真は始めてみました。たいへん興味深いです。


<ニュース>
全長5cmの超小型ゲーム機「PocketStar」開発中。レトロ風ゲームをミニマルなスペックで遊ぶ(Automaton)

ファミコンの頭脳が刻む波形を精緻に描き出したアート作品「Plotter Drawings」(gigazine)
 なんとも解釈が難しい。これが芸術ってやつか……

1980年代にゲーム少年を夢中にさせた“ベーマガ”のイベントに1100人が集結、“ALL ABOUT マイコン BASIC マガジン II”リポート(1/2)(ファミ通)


<レトロPC>
シャープのクリーンコンピュータ「MZ」シリーズと、アドベンチャーや移植作でヒットを飛ばした「システムソフト」(impress)


<格ゲー>
『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』に『サムライスピリッツ』からヴァンパイアコスの「ナコルル」が参戦。最新映像にて判明(Automaton)
 似せようという気がないのかも。


<コラム>
日本のゲームの救出 (ゲーム保存協会)
 読み応えがすごすぎる。


<サターン>
サターンポリゴンのゆがみ(wizforest.com)


<動画>
ドラクエで学ぶ音色の時間変化(ツイッター)


ポプテピピックのOP曲をファミコン風にアレンジしました(ツイッター)

<サービス>
8種類の岩盤浴は関西最大級!宿泊もできる「堺浜楽天温泉 祥福」が充実度満点(オリコン)
>懐かしいファミコンで遊べたり、PCの無料貸出も。業務用ファミコンかな。


<オークション>
マイナーハードの代名詞「ピピンアットマーク」の『YellowBrickRoad2』が登場!!(ヤフオク!)
pipinnieroburakkurodo.jpg
 最近、やたら「ピピン」の名前を聞く気がします。


TOMY「ぴゅう太」のカセットテープ『ネズミのチーズとりゲーム』が登場!!(ヤフオク!)
pyuutanezumi.jpg
 同じものが5分ずれて出品されてたけど、どういうことだろうか。



orotima-ku1.png今日、魔が差したとしか言いようないものを買ってしまった。ヒント:ハード。ここであるあるをひとつ。レトロゲームに散財してしまった夜、嫁に優しく接しがち~


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歴代ゲーム機「同い年」早見表 2018年版


 「君、いくつ?」
 「22です」
 「じゃあ、ロクヨンと同じだね」

 こんな会話がすーっとできたら素敵なゲーム紳士だと思いませんか?
 そんなときはこれ、歴代ゲーム機「同い年」早見表2018年版です。

 ▼

onaidosi2018-8.jpg

 これさえ、あたまに入れておけばもう安心。

 18~35歳対応。
 厳選された主要なメジャーゲーム機。
 同い年が一目で分かる「同」マーク機能。

 その他、5年10年の節目がすぐにわかるアニバーサリー機能、ゲーム機が発売されたとき自分が何をしていたのかすぐにわかる小・中・高・大ハイライト機能、そのゲーム機が発売されたのが自分が生まれる何年前だったわかるマイナス機能もついて、お値段は驚きの無料!


 今なら、拡大版もおつけします。


onaidosi2018-8_201801312340263ca.jpg
 ※クリックしてさらに拡大
 ※PS4の年を修正

 拡大版は主要なマイナーゲーム機も追加し、年齢も5~50歳まで対応しています。

 えっ?
 これでおしまいかって?

 わかりました。
 さらにたくさんのゲーム機を追加したテキストバージョンもおつけしましょう。

<ゲーム機 同い年一覧>

46歳(1972年) オデッセイ(マグナボックス)※日本未発売
43歳(1975年) テレビテニス(エポック社)
41歳(1977年) Atari2600(アタリ)
41歳(1977年) カラーテレビゲーム15(任天堂)※カラーテレビゲーム6と同時発売
38歳(1980年) ゲーム&ウオッチ(任天堂)※シルバーシリーズ
37歳(1981年) カセットビジョン(エポック社)
36歳(1982年) ぴゅう太(トミー)
35歳(1983年) 光速船(バンダイ)
35歳(1983年) SG-1000(セガ)
35歳(1983年) オセロマルチビジョン(ツクダオリジナル)
35歳(1983年) ファミコン(任天堂)
34歳(1984年) スーパーカセットビジョン(エポック社)
33歳(1985年) NES(任天堂)※北米発売年
33歳(1985年) セガ・マークⅢ(セガ)
31歳(1987年) PCエンジン(NEC)
30歳(1988年) メガドライブ(セガ)
29歳(1989年) ゲームボーイ(任天堂)
29歳(1989年) Atari Lynx(アタリ)
28歳(1990年) ゲームギア(セガ)
28歳(1990年) スーパーファミコン (任天堂)
27歳(1991年) NEOGEO(SNK)
25歳(1993年) Atari Jaguar(アタリ)
25歳(1993年) FM TOWNS マーティー(富士通)
24歳(1994年) PC-FX (NEC)
24歳(1994年) 3DO(松下電器)
24歳(1994年) プレイディア(バンダイ)
24歳(1994年) NEOGEO CD(SNK)
24歳(1994年) セガサターン(セガ)
24歳(1994年) プレイステーション(ソニー)
23歳(1995年) バーチャルボーイ(任天堂)
23歳(1995年) ルーピー(カシオ)
22歳(1996年) たまごっち(バンダイ)
22歳(1996年) ニンテンドウ64(任天堂)
22歳(1996年) ピピンアットマーク(バンダイ)
20歳(1998年) ドリームキャスト(セガ)
20歳(1998年) ネオジオポケット(SNK)
19歳(1999年) ワンダースワン(バンダイ)
18歳(2000年) プレステ2(ソニー)
17歳(2001年) ゲームキューブ(任天堂)
17歳(2001年) ゲームボーイアドバンス(任天堂)
16歳(2002年) Xbox(マイクロソフト)
14歳(2004年) ニンテンドーDS(任天堂)
14歳(2004年) PSP(ソニー)
13歳(2005年) Xbox360(マイクロソフト)
12歳(2006年) Wii(任天堂)
12歳(2006年) プレステ3(ソニー)
7歳(2011年) ニンテンドー3DS(任天堂)
7歳(2011年) PS Vita(ソニー)
6歳(2012年) Wii U(任天堂)
4歳(2014年) プレステ4(ソニー)
4歳(2014年) Xbox One(マイクロソフト)


 この3点セットで、お値段は驚きの無料です!



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