幻のファミコンソフト『ドンキーコングの音楽遊び』が発売中止になった理由


 ファミコン初期の幻ソフト『ドンキーコングの音楽遊び』が発売中止になった理由を、元ハドソンの桜田名人がツイッターにて語っている。


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以下ツイッターより引用。 


 新人だった桜田名人がハドソンで謎のカセットを発見。
 それは任天堂の初期チラシに載っていながら、発売されることのなかった幻のソフト『ドンキーコングの音楽遊び』だった。

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 ※当時のチラシの様子。はじめは「ドンキーコングの音楽教室」という名前だった。



 桜田名人の証言や、チラシから推測すると、音を鍵盤で探すゲームや、2コンのマイク機能を使用し、ドンキーバンドの演奏でカラオケが楽しめるという内容だったらしい。

 それから30年間……
 このソフトがなぜハドソンにあったのか。なぜ発売中止になったのか。答えを探し求めていたという名人は、ついに先日、とある旧友によって真相がわかったという。


<なぜハドソンにあったのか?>

 まずは最初の疑問「このソフトがなぜハドソンにあったのか」について。

 元々ハドソンは「ファミリーベーシック」を開発するなど任天堂と深く関わっていたのはご存知の通り。この謎のカセットは、開発用のサンプルであり、ハドソンがゲームを作るための参考にしたのだという。おそらく任天堂から預かったものだったのだろう。


<なぜ発売中止になったのか?>

 そして、最大の疑問「なぜ発売中止になったのか」について。
 以下ツイッター引用。



 桜田名人の見解をまとめると、以下の3点となる。

・著作権問題がクリアにできなかった。※1
・ゲーム性が乏しく、ボリュームも無かった。
・内容が時代を先取りし過ぎた。



 しかし、ハドソンがなくなってしまった今、その幻のサンプルROMも所在不明になってしまったんだとか。詳しくはリンク先をご覧ください。
 
 ※補足:たとえば版権料が高いなど、広い意味で著作権問題がクリアにできなかったということ。なお、版権については取れていたとする見方もあり、現在、様々な方が引き続き調査しています。
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たった一人のファミコン少年タイトルGIF
お世話になります。
版権問題ですが松田聖子の曲はJASRAC管理曲ですし、ファミコンローンチのポパイもJASRACの管理曲を使用している(申請をしたことを証明するJASRACのシールがソフトに貼ってある)ので、曲だけの使用ならば版権問題は考えられないんですよね。曲の少なさによるボリューム不足か、単にできたものが面白くなる見込みがなかったからの中止のような気がします^ ^
3934. [ 2016/11/10 07:14 ] [ 編集 ]
みやたさん。おはようございます。
実は記事にする前に僕もその点について桜田名人にうかがったんですが、ほぼ出来上がっていたものが、いわゆる「鶴の一声で発売中止」になることはあり得る時代だったとした上で、結論は、広い意味での版権問題(たとえば版権料が高いだとか)、そして、クオリティの問題、時期の問題、この3点ではないかという回答を獲ましたので、名人の見解ということで、このようなまとめとさせてもらっています。
いちおう補足ではその点に触れておきましたが、もっとわかりやすくしておきます。コメントありがとうございました!
この件はいろんな方が調査してますね。やはり、任天堂のどなたかへ直接インタビューするしか、決定的な答えはわからないのかもしれません。
3935. [ 2016/11/10 09:00 ] [ 編集 ]
おっとw
松田聖子自体が親戚筋ですが、これはさすがに聞いてもわからないでしょう(笑)
3936. [ 2016/11/10 09:57 ] [ 編集 ]
ファミリーベーシックのマニュアルに
松田聖子の曲が載っていましたが関連は分かりませんね
4128. [ 2017/01/02 00:44 ] [ 編集 ]
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