ファミコンディスクの説明書1枚に10万円の価値がつく!!


 とあるディスクシステムのソフトの“説明書のみ”が驚きの結果となった。

 こちら↓

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 【説明書のみ】ファミコンディスクシステム 谷川浩司の将棋指南2(ヤフオク!)

 なんと、10万円越えてますよ。

 なぜこんなに高いのか?
 実はこの説明書、オークションのタイトルでは『谷川浩司の将棋指南2』(ポニーキャニオン/1987年11月13日/書換:1988年1月12日)のものとありますが、正確に言うとそうではないのです。「谷川浩司の将棋指南2」まではいっしょなのですが、その中でも『新版 詰将棋・次の一手』という書き換え専用タイトルのものなのですよ。
 どういうことかというと、ディスクシステムのディスクはA面B面に別れており、このソフトの場合、A面に対戦将棋等、B面に「次の一手」という詰将棋が入っていたのです。

 そして1988年8月10日に 『新版 詰将棋・次の一手』なるものがリリースされました。つまり、B面のデータを新しく書き換えることができたわけです。したがってこの説明書は 『新版 詰将棋・次の一手』の説明書ということになるんですね。

 そうかぁ、それで10万円かぁ……
 って、なんでやねんっ!

 となると思いますので(笑)、もう少し補足しますと、以下の3点が考えられます。

・そもそも「将棋」という親父系ソフト
・紙ぺら1枚という捨てられ率の高さ
・ディスクライターでは書き換えできなかった



 まずはそもそも「将棋」というジャンルですね。当時、ファミコンのメインターゲットは小学生ですから、将棋など親父系ソフトはメインとは言いづらく、もともと数が少なかった可能性が高いです。しかもその中でも詰将棋ですから、よっぽど熱心な将棋ファンくらいしか、買ってまで新しいデータを手にしようとは思わなかったでしょう。

 次に、紙ぺら1枚という捨てられ率の高さですね。誰も将来、この紙ぺらが10万円になるなんて思っていませんでした(笑)

 最後に、ディスクライターでは書き換えできなかったという入手経路の限定性ですね。当時、ディスクの書換といえば、おもちゃ屋さん等に置いてあったディスクライターでするのが主流だったわけですが、このソフトを書き換えるには「任天堂へ申し込む」という手段しかありませんでした。具体的に言うと、ディスクを任天堂へ郵送しなければならなかったのです。


 そんな数々のハードルを乗り越えて、生き残ったこいつはもはや奇跡の一枚と言っていいでしょう。そこにどれくらいの価値を見出すのか。それはあなた次第です!
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