1千万円かかった「ぷよぷよランド」企画書の原画が発掘される!?


 『ぷよぷよ』シリーズの好調で1997年3月期に年商70億円を計上したコンパイルが、わずか、その1年後に和議申請に追い込まれてしまった事案は、典型的な多角化経営の失敗例として語りつがれている。

 同社が倒産した原因については、どれかひとつだったわけではなく、以下のような様々な要因が重なった結果だと考えられているが……

・ビジネスソフト分野への参入
・韓国支社の設立
・新人社員の大量採用
・社長の会社私物化
・時代錯誤な「丁稚制度」
・バイクレーシングチームへの投資
・過剰な宣伝広告費
・「ぷよぷよ」以外の看板ソフトの不足
・大規模な「ぷよぷよ」大会の実施
・『わくわくぷよぷよダンジョン』の発売延期



 中でも極め付けだったのが「ぷよぷよランド」計画だった。

 ※正式名は「魔導ランド」。ぷよぷよランドは通称である。(参照

puyorando01.jpg
 ※【動画】仁井谷正充社長の波乱万丈記(蹉跌編)(withnews)より

 
 その構想は以下のようなものだ。withnewsの取材記事から一部引用。

 モデルはディズニー。(中略)
 地上10階建て。ジェットコースターや空中ブランコ、ゴーランド。巨大プールにフードコート、カラオケボックス、物産館、ホテル客室……。(中略)
 建設予定地は幕張メッセがある海浜幕張駅。千葉マリンスタジアムに隣接する敷地で「計画は行政側とは話はついていた。建設する手前まで進んでいた」そうです。

 ※ぷよぷよランドと仁井谷さん…ぷよぷよのごとく夢はじけ借金90億円(withnews)


 建設するところまで話が進んでいたとは……


 しかしそんな夢物語はすぐに頓挫してしまう。その原因についてコンパイル元社長・仁井谷正充氏が4gamerの取材に対して、以下のように語っていた。

 「ぷよぷよ」をテーマにした遊園地「ぷよぷよランド」を作ろうと考えたんです。そのためにはたくさんのスタッフが必要になるからと,大量に新規採用したことで資金ショートを起こしてしまったことですね。

 ※元社長が語るコンパイル倒産の最大要因と「ぷよぷよ」シリーズの反省

 また、別の取材では以下のような証言もしていた。

 企画書の絵を描くのに1千万円ぐらいつかっている

 ※ぷよぷよランドと仁井谷さん…ぷよぷよのごとく夢はじけ借金90億円(withnews)


 前置きが長くなってしまったが……
 この度、そんな1千万円かかったという企画書のメインビジュアルの原画らしきものがヤフオク!にて出品されていたので紹介しよう。

 こちら。

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puyorando02.jpg ※送料込み 魔導ランド 直筆 イラスト ぷよぷよランド ぷよぷよ 魔導物語 仁井谷社長 コンパイル カーバンクル(ヤフオク!)

 本物なのか偽物なのかは不明だが強気な値段である。以下、オークション説明文より引用。

 最近テレビで、仁井谷社長がぷよぷよランドを作ろうとして倒産したとか、ぷよぷよランドのイラストを描いてもらうだけで1千万円使ったとかおっしゃっておりますが、おそらくこのイラストこそがぷよぷよランドではないでしょうか。写真の様に魔導ランドとなってはおりますが、最近のニュースの内容から見てもドーム型、10階建、プール、複合施設など話の内容と一致します。複製防止の為、全体像を写真に収めておりません。



 出品者は仁井谷社長が持っているのはカラーコピーなのではないかと言う。

 そこにどれだけの価値を見出すかは、あなた次第です!
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[ 2017/06/02 16:24 ] ゲームネタ(全般) | コメント(0)
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