定義と分類 【失われたファミコン文化遺産「ショップシール」の世界】


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ショップシールの定義

 当サイトでは、以下の3つの条件を満たしたものをファミコンショップシールと定義する。

◆FC・SFCに付された「ショップシール類」であること
 原則としてMD/PCE/64/PS/SS等、及びNES/SNES等は対象外。なお「ショップシール類」については下記参照。

◆FC-SFC時代(1983~2000年)に発行されたものであること
 2001年以降に発行された可能性の高い「ショップシール類」は対象外。

◆実在したお店(通販含む)が発行・貼付したものであること
 実在が確認できない場合は不可。また、実在したお店であっても該当物を販売してない可能性が高い場合(たとえば「◯◯工務店」とかまったく違う業種のシール等)は不可である。



ショップシール分類法

 当サイトではショップシールをラベル型・シール型・ケース型・値札型・判子型の5種類に分類し、これらを便宜上「ショップシール類」と呼ぶこととする。

 それぞれ解説していこう。


・ラベル型
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 ファミコンカセットの裏に貼られているショップの専用ラベル。ファミコンでは主に純正と同じ大きさのレギュラータイプと、全面を覆うフルタイプの2種類。スーファミには純正と同じ大きさのレギュラータイプ、上の小窓部分に付されたミニタイプの2種類がある。ただしミニタイプは極めて採用例が少ないレアタイプである。

 そもそも、多くのショップが専用ラベルを用いた理由は、落書き、破れ、他店のシール等、都合の悪い部分を覆い隠したのが起源と言われている。ついでにお店の宣伝をしたり、保証書代わりにしたのだろう。

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 ラベル型の代表格はドキドキ冒険島、カメレオンクラブが挙げられる。ファミコンショップヒーローもわりとよく見る。


・シール型
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 純正ラベルの上などに貼られている小型のシール。外箱に貼られていることもある。PCエンジンのHuカードの裏や、プレステ・サターン等のCD系ソフトのケースに貼られているのことも。検品済みを表す役目を担っていたと考えられる他、シールが貼ってあることによって買取査定がアップするシステムを採用しているお店も多い。

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 シール型の代表格はブルート、わんぱくこぞうが挙げられる。一休さんは名古屋っ子におなじみのファミコンショップ。

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 シール型といえば、おもちゃ屋さんがやたら採用していることにも言及しておかなければなるまい。その多くはパッケージに容赦なく貼られていることでも悪名が高かった。コレクターにとっては、むしろ敵なので跡形も無く剥がされていることが多い(笑)


・ケース型
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 裸のカセットを入れるオリジナルケース。ビニール製やプラスティック製もある。基本的にカセットにぴったり入る大きさだが、説明書を同封できる少し大きいサイズのものも存在した。
 純正パッケージを裁断、あるいはコピーしたものを貼り付けたり、説明書のコピーを同封したりという著作権無視の所業が公然と行われていた場合もあった。おおらかな時代だったんだなあ(遠いまなざし)

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 代表格はトップボーイ、ブルート、桃太郎など。オリジナルケースは、そのお店のカラーが出やすいグッズなので密かに集めているコレクターが多い。
 


 つづいて、上記3系統よりビジュアル的魅力に欠けるものの、一定の資料的価値が認められる2系統である。

・値札型
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 値札シールは古くから完全なる邪魔者とされてきたが、オリジナルデザインを採用しているショップも多いので、資料的価値がまったくないとは言えないだろう。しかしながらラベル型・シール型よりもサイズが小さく、店名やマークが記載されているだけなので、ビジュアル的な魅力をあまり感じないのが難点だ。

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 値札型はゲーム専門店よりも、家電量販店やデパートが採用していることが特徴だ。サンプル画像は名古屋っ子におなじみの伝説の家電量販店ウォッチマン。そして愛知県稲沢市が本拠地だった今は亡き地元スーパーのユニー。あと下のやつはたぶんイトーヨーカドー系列のデパートのものだと思われる。

 私オロチが愛知県民なので、どうしても愛知県色が強くなってしまうのだが、逆に言えば、このようにローカル色が強く出ることを特徴に挙げてもいいだろう。
 

・判子型
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 外箱の裏や、ふたを開けたところに、ごく稀に押してあるお店の印。地味すぎて見逃されていることが多い。

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 サンプルはファミコンランドのもの。
 
 全国制覇への道プロジェクトでは、この5種類の「ショップシール類」のみを「制覇可能アイテム」と定め、それ以外のものは原則として「参考アイテム」として扱うこととする。



その他のショップグッズ

 下記、ショップシール類以外の参考アイテムである。

・チラシ類、ショップ情報誌類
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 お店が発行していたチラシや情報誌。わんぱくこぞうの「ぱっくんぽっけ 」、TVパニックの「ファミかんプレス」などが有名。画像は、いまだに残っているフランチャイズのホームページより、ぱっくんぽっけ創刊号(91年)。

・オリジナルグッズ
 会員証や割引券、記念品、粗品などのオリジナルグッズ類。基本的にファミコン・スーファミ時代のもので、かつ、お店の名前の入っているものが望ましい。

・特典類
 そのお店でゲームソフトを買うともらえた特典グッズ類。こちらも上記オリジナルグッズ同様、ファミコン・スーファミ時代のもので、かつ、お店の名前の入っているものが望ましい。

・その他

 その他、重要と思われるもの。画像はかつて、わんぱくこぞうで抽選プレゼントされたGBソフト『内祝』。

 これらの参考アイテムは原則として「制覇対象アイテム」にはならない。



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