テトリスにまつわる思い出話


 僕はテトリスが大好き。高校のとき格闘ゲームが大ブームで、昇竜拳なんて朝飯前。複雑なコマンドの必殺技も軽々。技が出る一瞬の無敵時間を利用したカウンター攻撃なんかを生業としているような、ゲーメストの読者コーナーにはがきを出してるようなヲタクのクラスメイトにお前のテトリスだけはすごいと言わしめた男である。
 ちなみにそいつに、そのカウンター攻撃をされたとき、僕たちは必ずヲタク的タイミングでやられたと吐き捨てたものだ。

 さて、格闘ゲームが全盛期のなか、僕は誰も見向きもしないテトリスの台に座る。やがて1時間くらいたつと後ろにチラホラと観客が立ち始める。2時間くらいすると人垣ができた。3時間くらいするとさすがに腹が減って席を立つ。すると拍手喝采である。
 以上、僕がテトリスを楽しむ最も手軽で、かつ理想的な方法だった。しかし世界は広いのだ。

 ある日の学校帰り。僕はいつもと違うゲーセンに行った。ちょうどヴァーチャファイターが登場したころで、その店に入ったから見に行こうなんてノリだった。
 するとテトリスをやっているやつがいた。地味でうさんくさい兄ちゃんだ。画面を見るとレベルがけっこう高い。なかなかやるじゃないかと上から目線で見ていたら、鼻血が出た。いや目から鼻血が出たのだ。

 なんとそいつは片手でタバコを吸いながら片手でレバーとボタンを操作していたのである!

 タバコを吸う瞬間だけいっしゅん手を離したのではない。そいつは明らかに片手でテトリスをやっていたのだ。そのついでにタバコを吸っていたにすぎない。僕はその光景を目の当たりにして、自分があまりにも小さな世界で有頂天になっていたとこを痛感したのだ。そして、そのあとチャレンジしたけどすぐゲームオーバーになった。ガックリ。

 なんだか書こうと思ったことと違った展開になっちゃったけど、とにかく上には上がいるってことやね。まあ日々精進ということで、これからもよろしくお願いします。
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いや~確かに上には上がいる。
ものすごく古い話で恐縮だけど、1977年ごろ?巷でブロック崩しが流行っていた時、うまい人は両手で2つのゲームを同時にやっていたそうである。
また、かの作曲家、富田勲氏の兄貴?はインベーダーゲームが得意で、スキー場にいったとき、吹雪の間ヒマなので足でゲームをしてギャラリーを集めたそうな。

自分も何年か前、昔のブロック崩しをやってみたけど、恐ろしく難しかった。
何しろボールがブロックを突き抜けて天井に当たったとたん、ラケットがボールと同じサイズに!!
そのまま1面クリアできずに敗退。

これらのゲームの達人のプレイは、格闘ゲームの「相手プレイヤーに勝つ!」のではなくて、まさに「ゲームに勝つ!」ですね。
69. [ 2007/11/21 20:40 ] [ 編集 ]
いやあまったくです。月並みな言い方をしますと自分に克つといった感じでしょうか。ブロック崩しといえば、ドラえもんの声のおばさんはアルカノイドがめっちゃ上手いですねえ。
70. [ 2007/11/24 11:52 ] [ 編集 ]
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