ファミコンの中古ソフトがほとんど裸で売られている9つの理由


 中古のファミコンソフトが、ほとんど裸で売られているのは何故ですか!?

 そのような疑問がYahoo!知恵袋に投げかけられていた。非常に面白い質問である。まさに盲点だ。

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 たしかにゲーム屋なんか行くと、ファミコンカセットは裸で棚にぶち込まれているか、裸でビニール包装されぶら下がっているかどちらかだ。箱に入ってるものは割合でいくと1割もないことが多い。

 逆に最近のゲームソフトはめったに裸では売られていないのだ。


 そこで今回は僕なりに、今までの回答を参考にしつつ、ファミコンの中古ソフトに裸が多い理由を考えてみたよ!


 回答1
 ゲームは数ある玩具の1つに過ぎなかった

 当時はゲーム業界そのものが存在しなかったため、ファミコンは数多ある玩具の1つと見なされていた。
 玩具のパッケージの大きな目的は保護である。また玩具自体は子供に遊び倒されたらすぐに捨てられる存在であった。そのためパッケージはその日のうちに(何の躊躇もなく)ゴミ箱に直行したのである。まさに“オモチャにされていた”ということか。



 回答2
 カセット自体が大きかったから

 ファミコンよりもスーファミのカセットの方が一回り大きかったが、それ以降のゲームソフトのカセットは(ネオジオはともかく)小型化の一途をたどった。
 1本や2本なら許せるが、それが5,6本になっていき、やがて10本、20本に増えていくと、いよいよゲームソフトが棚を占拠するようになり、カセットたちはスリム化のため身包みはがされる結果となったのだ。



 回答3
 パッケージが紙製だったため、すぐ破れたりした

 昔はパッケージといえば紙だった。しかもそんなに質が良くなかったため、すぐに敗れたり、汚れたり、色あせたりしたのだ。
 それを懸念して一部のメーカー(ナムコ、光栄など)は、プラスティックのパッケージを採用した。これらのカセットが箱入で残っていることが多いのはそのためである。



 回答4
 パッケージが無意味にでかいクソゲーが多かったからだよ!

 すべてとは言わないが、一部のファミコンソフトはまるで競うようにパッケージを大きくした。すなわち、ファミコン三大でかいパッケージと呼ばれる『ゲートイン』、『シャンカラ』、『ベガスコレクション』である。
 しかしそのようなソフトは、たいていクソゲーだったため、そのうち「無意味にパッケージがでかいソフトはクソゲー」などという都市伝説が生まれ、ぞんざいに扱われるようになったという・・・・・・



 回答5
 そもそも大きさが統一されていなかった

 回答3、4のように、当時のファミコンカセットはメーカーによりさまざまな大きさのパッケージに入っていたので、それらすべてをキレイに棚に収めるのが困難だったのだ。そのため、ファミコン少年たちはたいていカセットを裸で保管するようになったのだ。
 そんな事情を反映してか、当時売られていたカセット収納ケースの類は、任天堂公式グッツだったとしても裸カセットを収めることを前提としたものがほとんどだった。いわば「裸での保管」が推奨されていたようなものなのだ。
 ただし裸カセットの中には『ファミリーベーシック』や、ジャレコ物(主に後期)、光栄物など、サイズが違うものも多数あり、必ずしもこの方法がすべての収納問題を解決することはなかった。



 回答6
 カセットテープの棚がちょうど良かったから

 公式のカセット収納ケースはほとんどが持運び型だったため、収納本数が少なく、そもそも値段が張った。そんな中、ファミコン少年たちがこぞって活用していたのが、カセットテープを入れる棚である。そこには裸カセットがちょうど収まったのだ。
 おりしもその時代、カセットテープは音楽媒体としての主流の座をCDに譲りつつあった。そのため不要になったカセットテープの棚がたいていの家には転がっていたのだ。
 ちなみにスーファミのパッケージは大きさが統一されており、VHSテープと同じだったという。


 回答7
 ゲームソフト媒体の主流がCDとなったから

 やがて、音楽媒体と同様、ゲームソフト媒体の主流もCD(光ディスク)となった。しかしCDはカセットと違い、裸ではすぐに傷ついて動かなくなってしまうため、逆に丁寧に扱われるようになった。それは「ちょっと病弱なやつがクラスの女子にちやほやされる」みたいな現象に似ていると言われている。
 また、それにより大きさも統一され、収まりが良くなったのは言うまでもない。



 回答8
 買取を意識して

 ファミコン時代、ゲームソフトは裸でも余裕で買い取ってくれた。しかし回答7にあるように媒体の主流がCDになった現在、裸ソフトを買取コーナーに持っていったところで「ちょw裸www」と一笑に付されるのがオチだった。
 さらにその影響で、現在でもカセットが主流である携帯型ゲーム機においても、裸では買取NGとなったため、パッケージは後生大事にとっておくものとなったのだ。



 回答9
  そもそもパッケージされているのでは?

 そもそもROMカセットというのは、基盤がプラスティックの殻でパッケージされていると考えることができる。そこにさらにプラケース、紙のパッケージで覆うという行為は、もしかしたら過剰包装なのかもしれない。
 そしてこのような前提があるからこその回答1~8ではないだろうか。

 
 以上。今回はとくにオチなし!


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たった一人のファミコン少年タイトルGIF
色々理由はあるのですが
昔は確かに個人所有の段階で箱を捨ててしまってる人も居たと思います
しかし現在所有しているような人であればこれはほぼ無いでしょう
遊ぶにしろコレクションするにしろ箱説は一応捨てませんよね

実は最近特に裸が多いのは・・・実はあれ販売店側で捨てています
一部のプレミアショップ以外でのファミコンやメガドラスーファミあたりまでのカートリッジゲームは
箱や説明書があろうがなかろうが販売店側の価値は変わらないのです
場所も取らずよりたくさん陳列あるいは在庫するには
箱説は捨ててしまったほうが販売店の負担は小さくなります

コレクターならたまに見かけませんか?異様に綺麗な裸カセットを.
ほぼ新品に近い状態であまり遊ばれなかった物でも
箱説は捨てて陳列しているためこういったものが出てきます
1411. [ 2012/06/12 14:12 ] [ 編集 ]
マジすか。それは最近の話?
そうなってくると、「なぜファミコンの箱説は価値がないのか」という
新たな疑問が出てきますね。
そういえばそれで思い出しましたが、昔はレンタルってのがあって、
パッケージが大量に壁とかに張られている店もありました。
説明書がばら売りされてたり。
そう考えると、理由はまだまだありそうです。
貴重なコメントありがとうございました。

1412. [ 2012/06/12 21:59 ] [ 編集 ]
昔は箱、ありましたよ。
むしろ裸で売ってるのなんて少数派だったはず。

単に年月の経過、紙製じゃ劣化があるでしょうからね。
1414. [ 2012/06/17 13:42 ] [ 編集 ]
私は回答3&6なのかな、と自然に思っておりました。

他にも色々あるもんですね。

しかし、カセットが裸なのはいいんだけど、ROMの先端が裸なのは困りますね、掃除が面倒になるし・・・・。

ちなみに、ファミコン初期に私はMSXパソコンを先に買っており、当時のMSX用ROMは先端カバーが付いていたので後にファミコンをやりだしてROMにカバーが無かったのには唖然としたのを覚えております。

パッケージ保護でプラスチック化してたメーカーはあったけど、先端はそのまんまだったし、スーファミ以降も変わらなかったですね…MSX絶滅がその事に限っては悔やまれます。
1716. [ 2013/01/05 10:33 ] [ 編集 ]
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