PCエンジンDUO入手もまさかの不良!! どうなってるの!?


 とある記事のためにPCエンジンDUOを探して名古屋のレトロゲーム街・大須へ。某店で動作品(裸)を入手したまでは良かったんだけど……

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 家に帰って、いざ、電源ケーブルとAVケーブルをつないでも、ウンともスンとも言わない。

 よく見たら電源スイッチがONのままじゃないか!

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 OFFにしようとしても硬くて動かず。

 かと言っても、動作してる様子もない。すぐに購入した店に電話したら「持ってきてくれたら対応する」とのこと。保障期間内だったのがせめてもの救いか。しかし貴重な休日がまたつぶれるのは痛い。こんなことなら買ったときに動作確認してもらうべきだった……



orotima-ku1.png動作品
 書いてあっても
  要チェック


ネオジオの看板をもらい損ねた話


 ものすごい後悔。

 先日、とある老舗ホビーショップの前を通りがかったとき、店頭に吊り下がっていたネオジオの看板がないことに気がづきました。蛍光灯が中に入った白地の看板で、ネオジオのマークの下に「レンタル契約店」みたいなことが記載されていたシンプルなものでした。

 そのお店はずいぶん前にゲームセンターをやっていた時期があって、今はとっくにやめていたので、機会があれば譲ってもらおうかなと考えていたのです。ただ、その店主さんとは知らない仲ではないのですが、いきなり「看板が欲しい」なんて言われたらきっと嫌な感じするだろうなと思って、なかなか言い出せずにいたのです……

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 しかし、どう見ても、いつもぶら下がってた看板の姿がありません。

 僕は慌てて店に飛び込み、店主さんに話を聞きました。すると「邪魔だったので外した」って言うじゃないですか。なんでも、間違えて店に来るひとがいるんだとか。もしかして捨てちゃったんですかと聞いたら「その日のうちの処分した」と……

 ぐおぉっ!
 思わず頭を抱える。すると店主さんがさらに言葉を続けました。
 
 「あんなもの、欲しいひとがいるんだ……」

 ぐおおおぉぉぉっっっ!!!
 もう、そのあとの記憶はありません。たぶん、挨拶もままならずフラフラと店を出たと思います。半年くらい前に店に行ったとき、一声かけておけば良かった。ただただそれだけです。家に帰って枕に顔をうずめました。

 まあ、パチンコで10万スったとか、株で100万スッたとか、そういう話じゃないんだからと自分に言い聞かせて、なんとか今は平気ですが、お金なんか稼げばいい。でも看板は二度と戻らない。そう思うと悔し過ぎて、枕、枕……



orotima-ku1.pngやった後悔より
やらない後悔のほうが大きい


オロチのレトロゲーム遠征記2017 大阪篇(3)


<またまたトラブル発生!?>

 時刻は16時20分頃――

 ベラボーさん、まがり先生、オロチの3人組が日本橋レトロゲーム巡りを終え、たまたま入ったラーメン屋で事件は起こった。オロチのラーメンだけ、なぜかまったく出て来ないのだ。超人タッグ編のときのケンダマンみたいに大暴れしてやろうかと思ったが、そういうイキったことするのは乱入超人だけと相場は決まっている。

 やがてオーダーが通ってないことが判明し、店長らしきひとが顔をゆがませながら謝ってきたものの、初期のキン肉マンゼブラのように紳士的対応でやり過ごした。



<低評価が故の希少価値>

 17時過ぎになって――
 カクヨムという投稿サイトで、低評価ゲーム実況配信者で知られる模範的工作員同志さん(@KgPravda)が連載していた小説「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」の出版記念イベントが行われる会場へ到着した。
 もちろん読んでいるし、なんなら僕が自作小説を投稿したのは、この小説に影響されたからなんだけど、僕の小説を読んで下さった方から「何が言いたいのかさっぱりわからない」というストレートな感想を頂き、撃沈したのはいい思い出(笑)

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 ※中国で公にクソゲーの烙印を押されてしまったという伝説のゲーム「血獅」

 イベント会場には工作員さんが持ち込んだ世界に名だたる低評価ゲームが並べられていた。低評価だからと言ってもあなどるなかれ。中にはその評価が故、まったく市場に出回らず、逆に希少品になってしまったソフトもあるのだ。


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 ※このブログでも何度か紹介したことのある『E.T.』。生ごみ臭がするということで嗅がせてもらったが……

 18時になって――
 いよいよイベントが始まった。内容は工作員さんがいかにして世界の低評価ゲームを手に入れたかという話や、小説の題材になったあれやこれ、そしてツイッターで募集した未来ゲームのアイデア紹介など多岐にわたり、なんだかとてつもないエネルギーを大量に浴びせられたような感覚に陥り、思わずビールを何度も注文してしまった。

ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム
 ※赤野工作著「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」

 午前中に行った「レトロゲーム展示会」に溢れていたエネルギーとは、まったく周波数の違う、混沌としたエネルギーである。

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 ※僕が一番気になったのは韓国製の『Tomak』(中央)。鉢植えの生首を愛するゲームだそうだ。そんだそれ。

 意外だと思ったのは工作員さんが「寝言がたまたま小説になった」と謙遜?しつつも、実は入念に取材しているということ。やはり地道な努力なんだなあ。
 そして、ツイッター投稿にツッコミを入れているときの学識の高さもさることながら、なるべく失礼にならないようにイジるという“優しさ”にも驚いた。もっとエキセントリックな人物だと勝手に思っていたので(笑)



<猛者たちと囲むテーブル>

 21時過ぎ――
 弱いくせに飲み過ぎたので、イベントが終わると同時にコンビニへ駆け込みソルマックを一気飲み。トボトボと繁華街を一周して戻ってくると打ち上げに参加させてもらうことになった。道すがら、鬼太郎の同人誌で知られる目目連さん(@mokumokuren)と話をする。

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 ※急遽、並べられることになった『Cheetahmen II』。存在すること自体が奇跡とまで言われる幻のゲームソフトの登場に会場がどよめいた。

 『Cheetahmen II』を持ち込んで工作員さんに「主役を食うな」とまで言わしめたのは、何を隠そうこの方だったのだ。流れで打ち上げの席も隣に座らせてもらったが、ものすごい気配りの効く紳士であり、それでいて、どんなマニアックな話題にも大きくうなずき、会話を弾ませることのできる知識の深さを横目で見ていて、この方は只者ではないと思った。中でもパーティジョイの話はとても印象に残っている。

 そして僕の向いに座っていたのは、なんと、アタリショック研究の第一人者loderunさん‏(@loderun)。もちろんお会いするのは初めてだったが、お互いネットでは昔から知っていたので大きく握手。物静かな哲学者といった雰囲気を漂わせていた。

 その他、テーブルで同じになった方はどなたもそうそうたる人物ばかりで、僕は話を聞くだけで精一杯。結局はビールをお代わりするしかなく余計に酔っぱらってしまったのだ。
 


<思わず酔いがさめた大発見>

 真夜中――
 てんこ盛りだった大阪の一日もいよいよクライマックス。打ち上げが終わって、ベラボーさんと、同じくイベントに参加していた著書『ファミコンクエスト』で知られる冨島宏樹さん(@Tomishima_h)と某所でぐったり休憩。富島さんはゲームに対する知的好奇心を静かに湛えた思慮深いお方だった。

ファミコンクエスト

 昼に行った兎月堂書店の話になり、そこでゲットした戦利品を2人に見せていたら、その中の雑誌のひとつをペラペラめくっていた富島さんが「おおっ」と声を上げた。そこにはファミコンを勝手に自主制作してしまったという人物のインタビュー記事が載っていたのだが、なんとそれが知る人ぞ知る、正体不明のファミコンソフト……
 
 あの、藤屋ファミカセシリーズのことだったのだ!

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 ※インタビュー記事の一部

 ググっても麟閣さんのサイトか、当ブログの7年前の記事ぐらいしか出てこず、いまだにほとんど何も判明していない暗黒のファミコンソフトである。その雑誌には3ページにも渡り、その人物のことが特集されてたのだ。思わぬ大発見に酔いと眠気が吹っ飛ぶ。

 このインタビュー資料については近いうちに記事にさせてもらうつもりだ。



<まとめ>

 振り返ると、トラブル続きの朝から始まって、業務用3DO本体やポーランドのゲーム機などゲーマーはおろかコレクターですら見たことないゲーム機が、これでもかと置いてあるディープな展示会で目がくらみ、スーパーポテトでは我がサイトが初出である謎のファミコンカセット『シュネッツ』と奇跡の対面、穴場の本屋さんで「ゲーム必勝ガイド」創刊号など珍しいレトロゲーム雑誌を夢中で買い漁り、中国の伝説のゲーム『血獅』やATARIの『E.T.』など、希少な世界の低評価ゲームソフトが一堂に会するイベントに酔いしれ、骨董品扱いの『Cheetahmen II』を拝み、打ち上げ会場ではひたすらマニアックな会話と北京ダックを味わい、真夜中に『藤屋ファミカセシリーズ』をつくった人物のインタビュー記事を発見し、目が覚めちゃってまったく眠れないという……
 
 吐き気がするほど濃厚な大阪の一日でした(笑)

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 ※まがりひろあき先生に頂いたサイン

 書き漏らしたことがたくさんあると思うけど、キリがないのでこのへんでしめたいと思います。

 こんな素敵な旅を全面プロデュースしてくださったベラボーさんをはじめ、楽しいレトロゲームショップ巡りをごいっしょできたまがり先生、お会いできたすべての方々に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。大阪最高でした!


オロチのレトロゲーム遠征記2017 
大阪篇(1)
大阪篇(2)
大阪篇(3)



オロチのレトロゲーム遠征記2017 大阪篇(2)


<眩暈がするほどディープな空間>

 時刻は11時過ぎ――
 オートフィールド山中渓で開催されていた「レトロゲーム資料展示会#JARGA展示会」は山小屋のような建物の中で行われていた。一見すると本当にやっているのかと思ってしまう外見だ。しかし中に入ると空気がガラッと変わる……

 そこに広がっていたのは世界中の家庭用ゲーム機から、電子ゲームの類、開発機、業務用機器、怪しい物まで。目がくらむようなレトロゲームの世界だったのだ! 

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 もう、ただただ写真のセンスがない自分を恨むのみ。
 
 入口の雰囲気とか、会場全体の様子とか撮っておけば良かったと全力で後悔している。ひとつひとつのゲーム機の濃度があまりにも高すぎて、ただただ漠然とシャッターを切るのが精一杯だったと言うのが正直なところだ。同行するベラボーさん(@berabo777)の解説がなければ、見逃していたマニアックなゲーム機もたくさんあった。

レトロゲーム博物館計画 資料展示会まとめ(togetter)



<レトロゲーム愛に満たされる>

 場内に20人くらいいたお客さんも、全員只者ではないといった雰囲気。聞こえてくる会話にディープな愛が溢れかえっていた。

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 場の雰囲気に圧倒されながら、なんとか正気を取り戻したとき、目の前にあったのはこのミシン。周辺機器が大好きな僕にはストライクな逸品だ。そういえばNESで幻になった「The Nintendo Knitting Machine」という編み機があったなあと、にやにやしていたら自然と心が落ち着いた。

 そんなこんなで、あっという間に予定時間が過ぎてしまったが、プレイ体験コーナーにCD-iのゼルダシリーズのひとつ『Link:the Faces of Evil』があったので「最後にこれだけは」と言ってプレイさせてもらった。

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 ※任天堂の黒歴史と言われるロシアのAnimation Magic社製CD-i専用ソフト
 
 うーん、いい表情。

 去り際、今回の展示会を主催された日本レトロゲーム協会の石井理事長に挨拶することができた。僕のことを知っていてくれていたばかりか、写真をいっしょに撮りたいと言ってくださって恐縮しきり。レトロゲーム界への貢献は計り知れない人物だと聞き知ってはいたが、本当に気さくな方だった。

 なお、このレトロゲーム展示会は後半が9月22~24日まで開催される予定だ。



<衝撃のレアソフトとの出会い>

 午後からは大阪日本橋のレトロゲーム巡り。

 ここで合流したのは、なんと、無類のレトロゲーム好きとして知られる漫画家のまがりひろあき先生(@magarihiroaki)。この日の夜に開催される「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム売記念イベント」にお忍びで参加するために大阪へやって来たとのことである。作風からは想像できないような落ち着いた雰囲気の方だった。

天に向かってつば九郎(1) (ワイドKC 月刊少年シリウス)
 ※「天に向かってつば九郎」1巻 発売中!!

 さっそくベラボーさんと、まがりひろあき先生と、オロチという濃厚なメンバーで、日本橋レトロゲーム巡りを開始。わけのわからん化学反応でも起きたのか、最初に入ったスーパーポテトで、いきなり衝撃が走る。

 こちら↓

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 シュネッツじゃん!
 テンションが上がるオロチ。

 ガラスケースに入っていた謎の白いソフトは、当サイトが4年前に記事にした幻のソフトだったのだ。情報を頂いてすぐにブリヂストンに問い合わせてみたが「当時を知るひとがいない」ということで、詳細がわからなかった代物である。当然、ググっても僕の記事しか出てこない。まさか現物が見られるなんて……

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第2のテーラーメイド発見か!? ブリヂストン社製『ファミコンadシステム』



 しかも、この記事に上げている写真はどれも偽造防止加工したものであり、加工前の写真は我が手中にある。つまり、世界でこのソフトの真贋を鑑定できるのは、もしかしたら僕ぐらいしかいないんじゃないかという奇跡的なご対面だったのだ。

 もっとも、情報提供くださった方がこの店の関係者だった場合はその限りではないので、差し出がましい行動は控えさせてもらったが、衝撃の出会いに早くもテンションがMAXになる。



<穴場でファミコン雑誌を買いまくる>

 次に向かったのはエーツー日本橋店。ベラボーさんが店に入って3秒でガラスケースの中に長年探していたものを見つけ喜んでいる横で、まがり先生が真剣にファミコンソフトを物色する姿をにやにやしながら眺めるオロチ。先生と話をしているとファミコンへの愛をビシビシ感じて他人とは思えないのだ。

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 ※レトロゲーセン・ザリガニ。格闘ゲームがたくさん。


 続いて訪れたのはレトロゲーム界隈では有名なゲーム探偵団というお店。ここで遭遇したのは「そうさめも」のミキさん(@miki800)だ。本当にイメージ通りの明るいお方だった。いろいろ話さなくてはいけないことがあったのだけど、タイトなスケジュールのため次のお店へ。ちなみにここではファミマガみたいなパック・イン・ビデオのチラシ等を購入。

 それから寄ったのは兎月堂書店という本屋さん。実はここ相当な穴場だった。掘り出し物がザックザク。特にレトロゲーム雑誌系の充実っぷりはすさまじく、もう見境なく買いまくってしまったのだった。

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 ※そのときの収穫の一部

 この行為がのちの大発見につながるのだが、このときはまだ知る由も無かった……


オロチのレトロゲーム遠征記2017 
大阪篇(1)
大阪篇(2)
大阪篇(3)


オロチのレトロゲーム遠征記2017 大阪篇(1)


<トラブル続きの朝>

 敬老の日。珍しく祝日にオフを頂いた。
 おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう!(いや、そういう日じゃない)

 せっかくだから大阪行こうと決意。まずは午前中。山中渓というところで開催されている「レトロゲーム資料展示会」へ。午後からは日本橋でレトロゲーム巡り。夜はロフトプラスワンWESTで開催される「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム(VGNN)発売記念イベント」へ行って最終的にネオン街へ消えるという、完璧な計画だ。

retoroge-muhakubutukankeikaku0.jpg ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム
 ※レトロゲーム博物館計画 資料展示会のチラシ(左)と、工作員さんのSF小説「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」(右)

 当日になって――
 朝5時に飛び起きる。NAVI TIMEによると僕の地元(愛知県の田舎)から山中渓までは、最短時間でも3時間半かかるとのこと。始発で出発すれば10時くらいに会場へ着くだろうとゆるーく考えていたが甘かった。さっそくトラブルが発生したのだ。

 出ました。
 どんな服を着ていけばいいのか問題



<コントローラを捨てよ、町へ出よう>

 デザインが気に入って普段から愛用している、しまむらのネオジオTシャツとか着て行って、万が一「それは違う」みたいな空気になったらどうしようとか考えちゃうのだ。ネオジオが悪いとかじゃなくて、(夜のイベントも含め)たまたま会場の空気と合わなくて滑っちゃう感じになってしまったら、いやいや、普段から着てますから。べつにそんなつもりじゃないですからって心の中で弁解しながら過ごすのはつらい。
 もしかして僕のことを知ってるひとがいて「なんでファミコンじゃないんだろう」って不安にさせても申し訳ないし。だってオロチがファミコンのTシャツ着てたらそのまんまで恥ずかしいじゃない。なんて考えてるうちにどんどん時が過ぎていく……

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 他人の目が気になるというよりも、できるだけ人様に迷惑かけたくないという思いで生きて来た僕だ。会場でもできるだけ波風立てないよう過ごしたい。

 どうせ誰も見ていない?

 そんなことわかっているんだけど、僕がこんなことで悩んでしまう最大の原因は、このような機会が25年間のコレクター人生の中で初めてだったからだ。今までリアルでは誰とも交流せず、ずっとファミコン一筋でやってきた。だからサイトの名前も「たった一人のファミコン少年」だった。しかし気が付けば不惑。そろそろ孤独にも飽きた。
 これからはコントローラを捨て町へ出よう。気の合う仲間と語り合おう。そう、決心して迎えた2017年だったのだ。

 結局、袖を通したのはコストコで買った西海岸風の黒いポロシャツ。それでいいのだ。どうせ誰も見ていないのだから!(結局は)



<さっそく人様に迷惑をかける>

 時刻は朝6時30分――
 嫁さんのお母さんに軽トラで最寄り駅まで送ってもらい、電車に乗ったところで第二のトラブル発生。なんと、事前に購入していたVGNNイベントのチケットを家に忘れるという大失態。絶対に忘れないよう、ずっと普段使いのカバンに入れていたが、前日の夜に別の大きなカバンに変えたことがアダとなったか。おお、神よ!

 たまたま各駅停車の電車に乗ったことが幸いし、次の駅で飛び降りることができた。すぐさまお義母さんに電話して迎えに来てもらい、家に戻ってチケット奪取。きびすを返して駅までダッシュ。約40分を無駄にして、なんとか名古屋に到着したのが8時過ぎ――

 新幹線の窓口で「やまなかけいまで行きたい」と訊ねるも通じず、「やまなかだに」と読むことが発覚しつつ、なんだかんだで、ようやく山中渓に到着したのは10時40分だった。NAVIの予想では最短でも11時過ぎだったので、これは嬉しい誤算。

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 ※自然豊かな山中渓駅。「渓」で「だに」と読ませるとはレベルが高い。

 しかし、名古屋から新大阪よりも、新大阪からここまでかかった時間のほうが長いという府内唯一の無人駅。おかしいな。嫁さんには「大阪へ行く」と家を出たのに、到着したのはほぼ和歌山の大自然だぞ!?




<今回の遠征の重要人物が登場!!>

 降りていくお客さんが皆、登山の恰好をしている。なるほど、辺りは山だらけ。地元のひとたちが一生懸命、看板に提灯をぶら下げていた。近々祭りでもあるのだろうか……

 しばらく待っていると、車で迎えに来てくれたのは、なんと世界的ゲームコレクターであるベラボーさん(@berabo777)。何を隠そう今回の遠征はベラボーさんが全面的にプロデュースしてくださった、大阪レトロゲームツアーだったのだ!

 ネットでは15年以上前から知っているものの直接会うのは初めて。しかし会った瞬間、初めてなのに、戦友と久しぶりに再会したような気持ちで感無量だった。ベラボーさんは想像通り、とても懐の深いお方。車の中でお互い積もり積もったいろいろな話をしたが、正直言うと僕は最初の一時間くらいは緊張が取れなくて、ずっと足が地についてない状態だったのだ。用意していた手土産も、渡すタイミングを間違えてしまう始末……

 かくして、濃厚過ぎる大阪の1日がようやく始まったのである。


オロチのレトロゲーム遠征記2017 
大阪篇(1)
大阪篇(2)
大阪篇(3)


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