オロチのレトロゲーム遠征記2017 大阪篇(2)


<眩暈がするほどディープな空間>

 時刻は11時過ぎ――
 オートフィールド山中渓で開催されていた「レトロゲーム資料展示会#JARGA展示会」は山小屋のような建物の中で行われていた。一見すると本当にやっているのかと思ってしまう外見だ。しかし中に入ると空気がガラッと変わる……

 そこに広がっていたのは世界中の家庭用ゲーム機から、電子ゲームの類、開発機、業務用機器、怪しい物まで。目がくらむようなレトロゲームの世界だったのだ! 

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 もう、ただただ写真のセンスがない自分を恨むのみ。
 
 入口の雰囲気とか、会場全体の様子とか撮っておけば良かったと全力で後悔している。ひとつひとつのゲーム機の濃度があまりにも高すぎて、ただただ漠然とシャッターを切るのが精一杯だったと言うのが正直なところだ。同行するベラボーさん(@berabo777)の解説がなければ、見逃していたマニアックなゲーム機もたくさんあった。

レトロゲーム博物館計画 資料展示会まとめ(togetter)



<レトロゲーム愛に満たされる>

 場内に20人くらいいたお客さんも、全員只者ではないといった雰囲気。聞こえてくる会話にディープな愛が溢れかえっていた。

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 場の雰囲気に圧倒されながら、なんとか正気を取り戻したとき、目の前にあったのはこのミシン。周辺機器が大好きな僕にはストライクな逸品だ。そういえばNESで幻になった「The Nintendo Knitting Machine」という編み機があったなあと、にやにやしていたら自然と心が落ち着いた。

 そんなこんなで、あっという間に予定時間が過ぎてしまったが、プレイ体験コーナーにCD-iのゼルダシリーズのひとつ『Link:the Faces of Evil』があったので「最後にこれだけは」と言ってプレイさせてもらった。

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 ※任天堂の黒歴史と言われるロシアのAnimation Magic社製CD-i専用ソフト
 
 うーん、いい表情。

 去り際、今回の展示会を主催された日本レトロゲーム協会の石井理事長に挨拶することができた。僕のことを知っていてくれていたばかりか、写真をいっしょに撮りたいと言ってくださって恐縮しきり。レトロゲーム界への貢献は計り知れない人物だと聞き知ってはいたが、本当に気さくな方だった。

 なお、このレトロゲーム展示会は後半が9月22~24日まで開催される予定だ。



<衝撃のレアソフトとの出会い>

 午後からは大阪日本橋のレトロゲーム巡り。

 ここで合流したのは、なんと、無類のレトロゲーム好きとして知られる漫画家のまがりひろあき先生(@magarihiroaki)。この日の夜に開催される「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム売記念イベント」にお忍びで参加するために大阪へやって来たとのことである。作風からは想像できないような落ち着いた雰囲気の方だった。

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 ※「天に向かってつば九郎」1巻 発売中!!

 さっそくベラボーさんと、まがりひろあき先生と、オロチという濃厚なメンバーで、日本橋レトロゲーム巡りを開始。わけのわからん化学反応でも起きたのか、最初に入ったスーパーポテトで、いきなり衝撃が走る。

 こちら↓

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 シュネッツじゃん!
 テンションが上がるオロチ。

 ガラスケースに入っていた謎の白いソフトは、当サイトが4年前に記事にした幻のソフトだったのだ。情報を頂いてすぐにブリヂストンに問い合わせてみたが「当時を知るひとがいない」ということで、詳細がわからなかった代物である。当然、ググっても僕の記事しか出てこない。まさか現物が見られるなんて……

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第2のテーラーメイド発見か!? ブリヂストン社製『ファミコンadシステム』



 しかも、この記事に上げている写真はどれも偽造防止加工したものであり、加工前の写真は我が手中にある。つまり、世界でこのソフトの真贋を鑑定できるのは、もしかしたら僕ぐらいしかいないんじゃないかという奇跡的なご対面だったのだ。

 もっとも、情報提供くださった方がこの店の関係者だった場合はその限りではないので、差し出がましい行動は控えさせてもらったが、衝撃の出会いに早くもテンションがMAXになる。



<穴場でファミコン雑誌を買いまくる>

 次に向かったのはエーツー日本橋店。ベラボーさんが店に入って3秒でガラスケースの中に長年探していたものを見つけ喜んでいる横で、まがり先生が真剣にファミコンソフトを物色する姿をにやにやしながら眺めるオロチ。先生と話をしているとファミコンへの愛をビシビシ感じて他人とは思えないのだ。

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 ※レトロゲーセン・ザリガニ。格闘ゲームがたくさん。


 続いて訪れたのはレトロゲーム界隈では有名なゲーム探偵団というお店。ここで遭遇したのは「そうさめも」のミキさん(@miki800)だ。本当にイメージ通りの明るいお方だった。いろいろ話さなくてはいけないことがあったのだけど、タイトなスケジュールのため次のお店へ。ちなみにここではファミマガみたいなパック・イン・ビデオのチラシ等を購入。

 それから寄ったのは兎月堂書店という本屋さん。実はここ相当な穴場だった。掘り出し物がザックザク。特にレトロゲーム雑誌系の充実っぷりはすさまじく、もう見境なく買いまくってしまったのだった。

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 ※そのときの収穫の一部

 この行為がのちの大発見につながるのだが、このときはまだ知る由も無かった……


オロチのレトロゲーム遠征記2017 
大阪篇(1)
大阪篇(2)
大阪篇(3)


オロチのレトロゲーム遠征記2017 大阪篇(1)


<トラブル続きの朝>

 敬老の日。珍しく祝日にオフを頂いた。
 おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう!(いや、そういう日じゃない)

 せっかくだから大阪行こうと決意。まずは午前中。山中渓というところで開催されている「レトロゲーム資料展示会」へ。午後からは日本橋でレトロゲーム巡り。夜はロフトプラスワンWESTで開催される「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム(VGNN)発売記念イベント」へ行って最終的にネオン街へ消えるという、完璧な計画だ。

retoroge-muhakubutukankeikaku0.jpg ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム
 ※レトロゲーム博物館計画 資料展示会のチラシ(左)と、工作員さんのSF小説「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」(右)

 当日になって――
 朝5時に飛び起きる。NAVI TIMEによると僕の地元(愛知県の田舎)から山中渓までは、最短時間でも3時間半かかるとのこと。始発で出発すれば10時くらいに会場へ着くだろうとゆるーく考えていたが甘かった。さっそくトラブルが発生したのだ。

 出ました。
 どんな服を着ていけばいいのか問題



<コントローラを捨てよ、町へ出よう>

 デザインが気に入って普段から愛用している、しまむらのネオジオTシャツとか着て行って、万が一「それは違う」みたいな空気になったらどうしようとか考えちゃうのだ。ネオジオが悪いとかじゃなくて、(夜のイベントも含め)たまたま会場の空気と合わなくて滑っちゃう感じになってしまったら、いやいや、普段から着てますから。べつにそんなつもりじゃないですからって心の中で弁解しながら過ごすのはつらい。
 もしかして僕のことを知ってるひとがいて「なんでファミコンじゃないんだろう」って不安にさせても申し訳ないし。だってオロチがファミコンのTシャツ着てたらそのまんまで恥ずかしいじゃない。なんて考えてるうちにどんどん時が過ぎていく……

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 他人の目が気になるというよりも、できるだけ人様に迷惑かけたくないという思いで生きて来た僕だ。会場でもできるだけ波風立てないよう過ごしたい。

 どうせ誰も見ていない?

 そんなことわかっているんだけど、僕がこんなことで悩んでしまう最大の原因は、このような機会が25年間のコレクター人生の中で初めてだったからだ。今までリアルでは誰とも交流せず、ずっとファミコン一筋でやってきた。だからサイトの名前も「たった一人のファミコン少年」だった。しかし気が付けば不惑。そろそろ孤独にも飽きた。
 これからはコントローラを捨て町へ出よう。気の合う仲間と語り合おう。そう、決心して迎えた2017年だったのだ。

 結局、袖を通したのはコストコで買った西海岸風の黒いポロシャツ。それでいいのだ。どうせ誰も見ていないのだから!(結局は)



<さっそく人様に迷惑をかける>

 時刻は朝6時30分――
 嫁さんのお母さんに軽トラで最寄り駅まで送ってもらい、電車に乗ったところで第二のトラブル発生。なんと、事前に購入していたVGNNイベントのチケットを家に忘れるという大失態。絶対に忘れないよう、ずっと普段使いのカバンに入れていたが、前日の夜に別の大きなカバンに変えたことがアダとなったか。おお、神よ!

 たまたま各駅停車の電車に乗ったことが幸いし、次の駅で飛び降りることができた。すぐさまお義母さんに電話して迎えに来てもらい、家に戻ってチケット奪取。きびすを返して駅までダッシュ。約40分を無駄にして、なんとか名古屋に到着したのが8時過ぎ――

 新幹線の窓口で「やまなかけいまで行きたい」と訊ねるも通じず、「やまなかだに」と読むことが発覚しつつ、なんだかんだで、ようやく山中渓に到着したのは10時40分だった。NAVIの予想では最短でも11時過ぎだったので、これは嬉しい誤算。

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 ※自然豊かな山中渓駅。「渓」で「だに」と読ませるとはレベルが高い。

 しかし、名古屋から新大阪よりも、新大阪からここまでかかった時間のほうが長いという府内唯一の無人駅。おかしいな。嫁さんには「大阪へ行く」と家を出たのに、到着したのはほぼ和歌山の大自然だぞ!?




<今回の遠征の重要人物が登場!!>

 降りていくお客さんが皆、登山の恰好をしている。なるほど、辺りは山だらけ。地元のひとたちが一生懸命、看板に提灯をぶら下げていた。近々祭りでもあるのだろうか……

 しばらく待っていると、車で迎えに来てくれたのは、なんと世界的ゲームコレクターであるベラボーさん(@berabo777)。何を隠そう今回の遠征はベラボーさんが全面的にプロデュースしてくださった、大阪レトロゲームツアーだったのだ!

 ネットでは15年以上前から知っているものの直接会うのは初めて。しかし会った瞬間、初めてなのに、戦友と久しぶりに再会したような気持ちで感無量だった。ベラボーさんは想像通り、とても懐の深いお方。車の中でお互い積もり積もったいろいろな話をしたが、正直言うと僕は最初の一時間くらいは緊張が取れなくて、ずっと足が地についてない状態だったのだ。用意していた手土産も、渡すタイミングを間違えてしまう始末……

 かくして、濃厚過ぎる大阪の1日がようやく始まったのである。


オロチのレトロゲーム遠征記2017 
大阪篇(1)
大阪篇(2)
大阪篇(3)


ヤフオク!毎日くじで1等を当ててから始まった地獄は「ポイント進呈」まで終わらなかった話


 どうも。ここ最近ヤフオク断ちをしていたオロチです。
 
 僕が1等を当てたのは6月下旬の出来事でした。それから、まんまとYahooさんの術中にハマってしまい、かなりヘビーな落札癖がついてしまった僕は、ポイント上限である3万円を大幅にオーバーしてPCを落札したことがトリガーとなり、次々と高額商品を射落としていったのですよ。もともと欲しかったものばかりでしたけど、理性のダムが決壊してしまったことには変わりありません(笑)

 このままじゃいかんと思った僕は、ポイント進呈が8月下旬だったこともあり、自分を張り倒す思いでヤフオクを断ったのが7月に入った頃の話です。

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ヤフオク!毎日くじで1等を当てたら地獄の1日が始まった話


 時は過ぎ、8月に入ったくらいから僕はソワソワし始めました。8月も中旬になると、もう居ても立っても居られません。実生活に支障が出るといけないので、オークションを見るのだけは再開しました。(大丈夫かよ、このひと……)

 そしていよいよ世間一般では下旬とされる8月20日。意気揚々とポイント通帳を見た僕はガッカリとうなだれました。何も進呈されてなかったからです。21日、22日と過ぎて「まだかなあ、まだかなあ」という感情が、23日、24日と過ぎ去っていくうちに「焦り」に変わりっていました。みるみる頭から血の気が引いていきます。
 そして、とうとう思ったのです。もしかして騙されてるのではないかと……(大袈裟だな)


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 僕は祈るような気持ちで、ポイントくじの当選履歴ページを確認してみました。すると、たしかに6月24日に1等が当たっていたのです(上図参照)

 少しは気が晴れたのですが、それは一瞬に過ぎませんでした。25日になっても、26日になっても何も起こりません。そのうち僕は足がガクガク、頭がクラクラし始めました。27日の朝、悪夢にうなされた僕は全身汗ぐっしょりで目覚めました。食事ものどを通りません。28日はとうとう謎の腹痛で倒れるも、ロキソニンSをかっくらってなんとか仕事をやり遂げました。(半分くらい実話だから困る)


 変化が訪れたのは29日です。ポイント通帳に「仮ポイント」として30000ポイントが記載されていたのです。おおっ!

 しかしそれはあくまでも「仮」であり、実際にポイントに反映されていませんでした。


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 血眼になってヘルプを調べたところ、仮ポイントは一定期間が経たないと使用できないポイントということがわかり、僕は目の前が真っ暗になりました。なぜなら、実はもう既にとある商品を落札していたからです。(どんだけ、気が早いねん!)

 途方に暮れた僕は明日に賭けて寝てみることにしました。すると翌30日には、期間限定ポイントとしては使える状態になっており「仮」もいつの間にか外れていたのです。
 どうやらヤフオク!毎日くじで進呈されたポイントの「仮」は1日で外れるようですね……



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 そして本日31日、ついに届いたよ。
 前回の約束通り、念願のバーチャルボーイ!!

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 おいおい、箱の右下のほうがつぶれてるじゃないかって?

 そうなんですよ。聞いてください。実はこれ、落札したあとに気づいたことなんですが7~80行くらいある注意書きの最後のほうにあった「※外箱がある場合は直接宛先を貼り付けての発送となります」という一文を見逃していたのですよ。あはは(笑)

 って、笑いごとかーいっ!

 結局プチプチ巻きで届いたのですけど、さすがにそれだけのガードじゃ駄目だったみたいですね。いやあ、普段ならカメレオンみたいに隅々まで確認するオークションページも、調子に乗ってるときだと「あ、バーチャルボーイだ」「あと10分?」「えーい、ポチ」ってなもんですよ。軽率だった自分をただただ殴り倒したいです。

 ということで今回、ヤフオク毎日くじで1等を当てたことから得た教訓は、前回のものを含め以下の5点となります。

・本日限り有効のくじを引くなら0時過ぎてから!
・くじを引く前に「欲しいものリスト」をつくろう!
・術中にハマって落札しまくってはいけない
・ポイントはきっと進呈されるから安心しよう!
・焦って進呈前に落札すると失敗する



 ごめん、あと1点あった。
 

・バーチャルボーイ最高!!



 結局は(笑)

ヤフオク!毎日くじで1等を当てたら地獄の1日が始まった話


<素直に喜べない男>

 長文で申し訳ないのですが、聞いて下さい。昨晩、何気なく「ヤフオク!毎日くじ」を引いてみたら、なんと1等が当たってしまったのです。

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 内容は落札額の100%がポイントで返って来る(上限は30000ポイント)というもの。

 最初は「こんなの誰にでも当たるんじゃないの」と疑っていました。ほら、よくあるじゃないですか。「おめでとうございます。1億円当たりました」みたいなやつ。そんなものに騙される僕ではありません!(笑)

 でも当選確率がちゃんと載ってるし、ネット上で実際にポイントをもらったというひともいたので、なんだかまんざらでもない気持ちになってきて、いつの間にか「落札し放題じゃん」みたいな錯覚に陥ってる男がいたんですよ……

 1等 進呈率 100%   120名様
 2等 進呈率 50%   500名様
 3等 進呈率 30%   7,000名様
 4等 進呈率 20%   211,000名様
 5等 進呈率 10%   512,100名様
 6等 進呈率 5%   上限なし

 ※公式サイトより確率表 これが本当なら物凄い確率ですやん……

 しかし最大のネックは「本日限定!」というしばりだったのです。



<そもそも、これはお得なのか?>

 当たったとき0時を回っていたのが幸いでしたが、それでもたったの24時間ですよ。さっそく僕は寝るのをあきらめ、これはと思うもの(もちろんレトロゲーム関係)を片っ端からリサーチしまくりました。でもね、そんなちょうどよく落札したいものなんて無いんですよ……

 最近、また出品されている『ベストプレープロ野球 データROM 90-Jun.』は40万円と遥かな高みだし、目をつけていたレトロゲーム関係の資料も、都合よくその日に終わってはくれません。

 そもそも、30000ポイントが返ってくるのは8月下旬であり1ヶ月という期限付きポイントなんです。つまり僕は「ヤフオクで3万円以上買い物したら、次回30000ポイント(期限付)で買い物できる権利」を獲得したってだけの話。

 そう考えると、とくに買いたかったわけじゃないものを買うのは、ヤフーさんの術中にハマってる気がしたので、ここは、いったんレトロゲームから離れ、もともと買おうと思っていた日常品を(多少、割高でも)買えばいいんじゃないかって路線へ切り替えることにしました。

 もう、すでにめんどくせえ(笑)
 無我夢中でリサーチしまくって、いつの間にか時間は深夜2時を過ぎていたでしょうか。僕はさすがに力尽きて寝てました。



<それは最初から無理ゲーだった>

 翌日――
 僕は仕事だったので職場に行きました。その日はあろうことか20時までがっつり仕事です。もうね、気が気じゃなかったですよ。空き時間になって僕は居ても立っても居られず妻へ電話しました。

「なんか欲しいものある?」

 いったい、どうしたのって話です。その日の朝は、なんかガチャガチャしてて、ゆっくり話してる時間がありませんでした。とくにかく3万円くらいで何か欲しいものを言ってくれませんか。お願いします。僕は半泣きになって、電話越しの妻へ懇願しました。「今日中に3万円以上の買い物をしなければならない」っていう謎の罰ゲームかよ(笑)

 しかもその日、僕は21時から23時までフットサルの予定を入れていました。自分のチームなので休むわけにはいきません。そうなんです。このミッション、最初から詰んでいたんですよ……

 午後になって――
 それでも僕は希望を捨てず、昼休みをリサーチに費やすことにしました。
 昨晩、リサーチした分もあります。その日のうちに落札すればいいので、即決品も視野に入れ、また、落札額は合算でもいけるので、細かいものを複数、落札するっていう手段も視野に入れ、僕は検索しまくりました。妻から「カホンが欲しい」だの「バーミックスが欲しい」だの、ご所望LINEも続々入ってきます。

 そして僕はなんとか、いろんな条件をクリアした以下の4つくらいに、候補を絞ることができました。

・スーパーファミコン本体
・PCエンジン『マジカルチェイス』
・バーミックス(ハンドミキサー)
・仕事用パソコン

 ※結局はレトロゲーム関係がノミネートされてますやん……

 いずれもフットサルの時間中か、終わった直後に締め切られるものばかりでした。



<はたして結果は?>

 ウォッチリストは(もともと入れていたのも含め)30品目くらいになったでしょうか。当然、それぞれ値段も、欲しさも違うし、下手に入札して中途半端なものを落札してしまったら面倒なことになります。なによりフットサルを仕切りながら、それらをこなすのは至難の技でした。っていうか無理(笑)

 僕は結局、フットサルが終わる23時過ぎに締め切られる『マジカルチェイス』とパソコン、この2つに賭けることにしました。『マジカルチェイス』に関しては、僕がPCエンジンデビューを果たしたとき、ツイッターでお勧めしてくださった方がいて、それ以来、機会があったらゲットしたいとずっと思っていたのです。高いけどね!(店頭では4、5万する)

PCエンジン買ったら「これだけはやっとけ!」ランキング2016

 あれは1週間くらい前かな。裏シールのない『マジカルチェイス』の完品が割安で出ていて、入札するかどうか、ハゲるほど悩んだ結果、秒読みを見届けるという失態を演じたという因縁があっただけに(案の定、2周目は早々に入札がつき、それなりの落札値になった)、是非とも今回はゲットしたいという気持ちがあったのです。

 締切時間が近づいてくるにつれ、そんな気持ちがどんどん昂っていきました。やがて僕の中で、今がその“機会”なのだという確信が芽生えました。こうなったら誰にも止められません。

 はたして、結果はどうなったのでしょうか……

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 見事、パソコンをゲット!!

 一番つまらん(笑)
 しかも約2倍近くの予算オーバー。結局はヤフーさんの術中にハマる!
 もうね。なんでもいいから、ただただ落札したかった。この苦しみから解放されたかった。それだけです。とは言うものの、もともと買おうと思っていたものですし、すごい高性能っぽいし、後悔してないんだからね!(届いたものがちゃんと動けばの話ですけど……)

 ちなみに夏に入る30000ポイントは、バーミックスとかいうハンドミキサーに使って妻へプレゼントするつもりです。


 ということで、今回の教訓はあれですね。
 こういう限定物のくじを引くときは、あらかじめ欲しいものリストを用意しておくってことでしょうか。参考にして頂ければと思います。次は皆さんが当たりますように!

友人がPCエンジンの『ダンジョンエクスプローラー』をやるためだけに遊びに来たときの話


 先日、友人A、Bがうちへ遊びに来ました。

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 友人Aは会うたびに「ダンジョンエクスプローラーがやりたい」「ダンジョンエクスプローラーを見かけたら買っておいてくれ」と言っていました。なんでも、子どもの頃、毎日のようにやっていたという。すると先日、大須のMEIKOYAで見かけたのでゲットしておいたのでした。

 同ソフトは1989年3月4日に発売された見下ろし型アクションゲーム。その最大の特徴は5人同時でプレイできるという点であろう。

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 さっそく友人A、B、僕と3人でプレイしてみることに。プレイヤーキャラクターを選ぶと、ゲームは城下町のようなところから始まります。お城で王様から話を聞くと、本格的に始まるようです。時間にして3分~5分くらいでしょうか。「このくだり、毎回やらないといけないのか」聞くと、友人Aは「そうだ」と当たり前のように答えました。ただしパスワードが発行されるので、あとは続きからプレイできるとのことです。
 
 いよいよダンジョンへ向かいます。階段を降りるとき、なぜかグルグル回転するというレトロゲームならではの演出には愛しさすら感じます。

 主人公の職業は何種類から選べて、それぞれ使えるアイテムが違うそうです。このあたりの詳細や、操作方法などは、説明書がないとまったくわかりません。いい意味でこの「俺を理解してみろ」と言わんばかりのスタンス。古き良きって感じでステキです。
 武器は基本的に飛び道具なんですが、ななめに出せないので独特の間合いを取る必要があります。これをゲーム性と見るか。クソ要素と見るか。このゲームにおける大きな分岐点のひとつですね。

 友人Aいわく『ダンジョンエクスプローラー』を5人でプレイすることが夢だったと熱く語っていました。今となっては、まあまあハードルの高い夢だと思います。PCエンジン本体とソフト、マルチタップとコントローラ5個は正直、ちょっと頑張れば手に入ります。幸い、うちにも環境は整ってました。しかし最大のネックはプレイヤー集めですよね。
 アラフォー近い、いい大人が5人も集まってPCエンジン囲めるかというと、ちょっと想像できません(笑) 別に同じ世代じゃなくてもいいのですが、できれば気持ちを共有したいでしょうからね……

 しかしずっとプレイしてると、彼が一番最初に死んでしまいました。コンティニューを使い切ると容赦なく復活できなくなります。次に僕も後を追うようにゲームオーバーになってしまいました。結局、一番何の思い入れがない友人Bが生き残ってしまい、彼はおもむろにこんなことを言いました。

「これ、やめていい?」

 まあ、そんなもんです(笑) 友人Aは、我が家に遊びに来ることが決まった、この数週間、きっとわくわくしていたでしょう。彼はこんなことも言ってました。そもそも彼が持っていた『ダンジョンエクスプローラー』は友だちから借りパクしてたもので、あるとき、母親に全部、捨てられてしまったので返せなくなってしまったという。しかし数十年前、そのお友だちに久しぶりに会ったとき「返して」と言われたので(そのとき何らかの形で償いはしたみたいですが)、ずっと返したいと思っていたということです。そして、いつでも返せるように常に持ち歩きたいと……

 したがって僕は『ダンジョンエクスプローラー』を見かけたら必ずゲットして友人Aに譲ろうと思っていたのです。しかしどうやら彼は、期待が大きすぎたのでしょう。久々のプレイは全員ゲームオーバーになった時点で、あっさり終了。2回目はありませんでした。

 結局、その日――
 一番盛り上がったのは『ボンバーマン』だったのです。


【海外の声】ボンバーマン、まさかの美少女化…新作『ボンバーガール』は“HENTAI”扱い?
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 ボンバーマンが美少女化するそうですね。なるほど、いろんなところがいろんな意味でボンバーだ……

 話を戻しましょう。『ダンジョンエクスプローラー』やりまくるぞと息巻いてた友人も、結局は『ボンバーマン』で盛り上がってました。最終的に友人A、B、僕、長男、次男という5人での対戦となり(ダンジョンエクスプローラーは5人でやらなかったのに)、アラフォー近いおじさんたちが小1の長男にボコボコにされるという、なんとも情けない姿を晒して(笑)、その日のPCエンジン祭りは幕を閉じたのです。

 名作は、時代を越える。そして世代を越える。

 ゲームがただひたすら量産され、ただひたすら消費されていく流れになって久しい昨今。もしかしたら最初からゲームなんて、そんな存在なのかもしれません。しかし将来、息子が結婚して子どもができたとして、息子はその子どもと今のゲームをいっしょに遊べるのかな。そんなことを思うと少しさみしいような気がするのは僕がレトロゲーマーだからでしょうか……

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 まあ、そんな流れについていけないからこそ僕はいつまでもファミコンやってるわけで、自分でも何を今さら感は否めないんですが(笑)、改めてそう思ったので書き記しておきます。
 友人Aが『ダンジョンエクスプローラー』を無事に返せることを祈りつつ。

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